喪中はがきの書き方マナー。喪中ハガキを出す時期と文例 (1/2)
喪中はがきを出す時期や文面の構成、書き方のマナーをご紹介します。家族や身内の不幸により、新年の挨拶や年賀状がNGであることを、失礼がない手順で伝えましょう。
こんにちは、マナー講師の浪越あゆみです。
日頃お世話になっている方々へ、家族や身内の不幸により喪に服している事を伝え、新年のご挨拶を遠慮する事を伝えるハガキの事です。
よく勘違いされることが、喪中のハガキは「相手に年賀状を出さないでと伝えるもの」と思われている事です。
まずは、この喪中はがきの本来の意味を頭に入れておきましょう。
それでは、この喪中はがきは、具体的に何を伝えるハガキなのでしょうか?
- 先程も記した通り、喪に服している事を伝えるものです。
- 誰がいつ亡くなったのかを、明確に記します。
- 新年の御挨拶をやむを得ず遠慮させて頂く旨を、丁寧に伝えます。
基本的に、相手が年賀状の準備を始める前に届くように出します。
一般的には11月中旬以降~12月15日頃と言われていますが、最近は年賀状の早割サービスなども行われている関係で、早い段階から年賀状の準備をされる方が増えているそうです。
特に主婦層の方々は準備が早いと言われていますので、11月中旬~下旬の間に出すのが望ましいかもしれません。
では、12月に入ってから身内に不幸があった場合はどうすればいいのでしょうか?
喪中はがきを年賀状の返信として出す事もありますが、松の内(1月1日~1月7日)が過ぎてから届くように、寒中見舞いとして改めて投函する方法もあります。
ここで気を付けないといけないことが、寒中見舞いとして出す場合、松の内以前にポストに投函してしまうと、通常郵便と同様に、2日位で相手方へ届いてしまいます。
相手からの年賀状の返事として出す寒中見舞いハガキですので、年明け松の内が明ける頃(6日頃)に投函するのが望ましいと言えます。
大きく分けて2通りの書き方があるので、押さえておきましょう。
喪中につき年末年始の御挨拶を御遠慮申し上げます
普段年賀状をやりとりしている方々全般に使用できます。
この文言の場合は、早めに喪中はがきを準備し、相手が年賀状の準備を進める前に届くように出す時に使えます。
上記同様、普段年賀状のやりとりをしている方々全般に使えます。
12月に入り身内に不幸が起きた場合は、相手が年賀状の準備を始める前に届くように出すのが難しいです。その場合は、届いた年賀状の返事として、上の文言の喪中はがきでしたら使えます。
また、こちらが喪中であると知らずに届いた年賀状に対しても、この上記文言の喪中はがきでしたら返信として使えます。
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