タイ在住直伝レシピ!本格トムヤムクンの作り方
世界三大スープ、タイのトムヤムクン。今回はペーストを使わない「トムヤムクン・ナームサーイ」の美味しいレシピをご紹介します。ココナッツミルクなしの、ヘルシーな作り方です。
「トムヤムクン」は、辛味、酸味、甘味、塩味のタイ料理の4大要素と、レモングラスやショウガなどのハーブの香りが複雑に絡み合ったおいしさが味わえる、タイ料理を代表するスープ。
「トム」は「煮る」、「ヤム」は「混ぜる」、「クン」は「エビ」という意味です。
トムヤムクンの材料に使われる唐辛子の辛味には、脂肪燃焼効果、ライムの酸味には疲労回復や美肌効果、レモングラスの香りや成分には疲労回復やストレス解消、抗菌効果が期待されています。
今回は、タイ料理の「トムヤムクン」についてご紹介します。
「トムヤムクン」には、大きく分けて2種類あります。
それは、「トムヤムクン・ナームコン(濃いスープ)」と「トムヤムクン・ナームサーイ(薄いスープ)」です。
ココナッツミルクとナムプリックパオ等を用いて作られるのが「トムヤムクン・ナームコン」で、濃厚さやマイルドさがあります。
好みは人それぞれですが、ヘルシー志向の方や、料理に使われるココナッツミルクの風味が苦手な人は、あっさりとした「トムヤムクン・ナームサーイ」のほうを好むようです。
また、タイでは、トムヤムスープの具材には、クン(エビ)のかわりに、プラー(お魚)を使った「トムヤムプラー」やガイ(鶏肉)を使った「トムヤムガイ」等も人気です。
今回は、ヘルシーな「トムヤムクン・ナームサーイ」の作り方をご紹介しましょう。
- お水 150㏄
- エビ(できれば有頭エビ) 2尾
頭と尾以外の殻をむき、背に切り込みを入れて、背ワタを取り除きます。
- フクロダケ(エリンギやエノキで代用可) 数個
半分に切ります。
- エシャロット(タマネギで代用可)小2分の1個分
細切りにします。
- トマト 小1個
串切りします。
- 鶏ガラスープの素 小さじ2分の1
- レモングラス 葉の部分
手に入らない場合や妊婦の方は、白ネギの白い部分で代用可能です。
白ネギも、消化促進、下痢や頭痛、風邪等への効果が期待出来るでしょう。
その場合は、2分の1本分を斜め切りにします。
- ナンキョウ 10g程度
輪切りにします。
手に入らない場合は、ショウガで代用可能です。
普通のショウガより、辛さが強いので、辛いのが苦手な人も、ショウガを使うと良いでしょう。
- バイマックルー(コブミカンの葉。ベイリーフでも代用可) 1枚
2、3つに手でちぎります。
- 生唐辛子(鷹の爪で代用可) 1本程度
辛いのが好きな方は、刻んで使いましょう。
- ナンプラー 大さじ2分の1程度(お好みで調整してください)
- ライム(レモンで代用可)のしぼり汁 大さじ2分の1程度(お好みで調整してください)
- パクチー(葉部分) 1束程度
5㎜~1㎝幅に刻みます。
1.
お水を鍋に入れ、沸騰させます。
沸騰したら、鶏ガラスープの素、レモングラス、ナンキョウ、バイマックルー、生唐辛子を入れて煮立たせます。
無頭エビを使う場合、取り除いた殻を入れ、1分程煮詰めて、取り出します。
2.
上記1に、エシャロット、フクロダケ、トマトを入れ、ナンプラーとライムの絞り汁を加えます。
3.
火が通ったら、味を調整し、エビを加えます。
あくが出てきたら、取り除き、エビに火が通ったら、火を止めます。
4.
仕上げに、ライムの絞り汁を追加でまわしかけ、お好みで、刻んだパクチーを加えれば完成です。
以上、トムヤムクンペースト等を使わず、お手軽に作れる「トムヤムクン・ナームサーイ」をご紹介しました。
ご家庭で作ってみてはいかがでしょうか。
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2011年10月~、夫の転勤で、タイのバンコクで暮らしています。
「taecoのバンコク日記」http://ameblo.jp/ta-eco/や「Food Decoration/フード・デコレーション/แกะสลัก」http://fooddecoration.blog.fc2.com/ を執筆。
学生時代&社会人時代は、国際的な開発・環境問題について学び、フィールドワークを通した調査研究等していました。主に、自然環境の再生や創造、環境教育についてが専門です。美しい自然や限りある大切な資源を未来の世代にも継承していくため、今後も、何らかの形で、情報発信や活動に関わることが出来ればと思っています。
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