南米のダイエットドリンクとして人気の、飲むサラダ「マテ茶」の効果効能や栄養成分、飲み方を紹介します。
今回はラテンアメリカの女性たちが、習慣的に飲んでいるマテ茶の効果についてご紹介します。
マテ茶はダイエットだけではなく、美肌にも効果のある飲み物として、ラテンアメリカを中心に愛飲されています。
ラテンアメリカの女の子といえば、くびれたセクシーなボディがイメージとして強いですよね。
南米特有の肉料理中心の食生活の中で、彼女たちはどうして太ることなく、いつもメリハリがついたボディを維持できるのでしょうか?
それは彼女たちが習慣的に飲んでいるマテ茶の栄養に、秘密が隠されていそうです。
マテ茶とはモチノキ科の潅木の葉や枝を乾燥し、精製したもので、主にアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイなどで生産・消費されているお茶の種類です。
主に乾燥だけされた「グリーンマテ茶」と、焙煎された「ローストマテ茶」があります。
鉄分、カルシウムなどのミネラルを始め、ビタミンA、ビタミンBを多く含んでいることから「飲むサラダ」とも言われ、ダイエットや美容に関心の高い女性だけではなく、健康的な生活を送りたい方におすすめです。
コーヒー、緑茶、紅茶よりもカフェインの量が少なく、赤ワインよりもポリフェノールの量が多い。
肉食中心で野菜不足に陥りがちなラテンアメリカの人々にとって、まさに「飲むサラダ」として愛飲されています。
※マテ茶の状態や飲み方により、含まれる栄養素や量は異なります。
様々な栄養素が含まれているマテ茶には、一般的に以下のような効果があるとされています。
- 食欲抑制
- 消化促進
- 脂肪吸収抑制
- 利尿作用
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- 滋養強壮
- 疲労回復
- ビタミン補給
一時期、「マテ茶を飲むとガンの発生率が高まる」という報道がありました。
日本マテ茶協会の見解によると、マテ茶に含まれる成分ではなく「シマロン」と呼ばれるストローのようなもので熱いマテ茶を一気に飲むことで、食道がんなどへのリスクが高まるということ。
そういえば、熱い緑茶を飲んでもがんになるとか、昔騒がれたこともありましたね…。
協会は、逆にマテ茶に含まれるポリフェノールの作用により、がん抑制効果が期待できると述べています。
筆者自身、マテ茶を習慣的に飲んでいた時期があり、一番感じた効果は、食欲抑制、利尿作用、ビタミン補給の効果でした。
お腹が空いたと感じることが少なくなり、食べる量が自然と調整できたほか、肉が多めの食生活でも太ることはなく、健康的な状態で過ごすことができたと実感しています。
しかし、調子に乗ってマテ茶飲みすぎたことがあった際は、トイレが非常に近くなることも…。
少量ですがカフェインも含まれていますから、なんでも飲み過ぎは体によくないですね。
世界のダイエット事情ということで、今回はマテ茶の効果についてご紹介しました。
日本では、ダイエットや美容と関連づいたイメージが強いマテ茶ですが、ラテンアメリカでは男性も含め、老若男女皆が飲んでいるものですので、機会があればぜひトライしてみてくださいね。
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