皆さんもクレジットカードを1枚は持っているかと思います。

人によっては2～3枚、中には5～6枚所有している方もいますよね。

しかし、クレジットカードをきちんと使い分けていますか？

クレジットカードは様々な節約方法が存在します。

上手に活用すれば年間数万円の節約になるのです。

まず、普段の買い物はできるだけクレジットカードで済ませましょう。

面倒と感じるかもしれませんが、後述のマイル(ポイント)の恩恵を受けられます。

数百円の買い物でもマイルが貯まると考えたら、少しお得だと思いませんか？

ちりも積もれば何とやら。

コツコツ繰り返すと数百マイル貯まっていることも。

マイルは金券や商品と交換できる点が大きなメリットです。

公共料金を銀行引き落としにしているなら、クレジットカードに切り替えてみてはいかがでしょうか？

こちらもカード会社によってはマイルが貯まります。

公共料金は年10万円以上の出費になることも多く、これを見逃してはいけません。

還元率の良いカードなら、年数千円相当のマイルが貯まります。

クレジットカードの年会費を把握していますか？

現在は年会費無料のカードも多いですが、1度も利用していないと年会費が発生するカードもあります。

実は、年会費を知らずに保有している方も意外と多いようです。

例えば年1,000円(税抜き)の年会費が発生すると、10年では1万円も損する結果に…。

1,000円はランチ1～2回分ですが、10年では高級なディナー1回分ですよね。

年会費が発生するカードを持っているなら利用頻度を見てみましょう。

年会費無料のカードでも、全く利用していないなら一度確認してみることをお勧めします。

クレジットカード節約の大本命がマイルです。

現在は大抵のカードでマイルサービスがあります。

しかし還元率に注目してみると、かなり違いがあることに気付きます。

仮に1マイル1円としましょう。

カード利用額200円につき1マイル貯まる場合は還元率が0.5%です。

しかし、100円で1マイル貯まる場合は1%で、なんと2倍も差があります。

このようなケースは決して珍しくないのです。

1,000円で5マイルのようなカードもありますが、還元率が違うと最終的に大きな違いが出ます。

カードで10万円買い物すると、還元率1%なら1,000マイル、0.5%なら500マイルです。

100万なら1万マイルと5,000マイルですね。

使えば使うほど差が開きますので、なるべく還元率の高いカードを利用しましょう。

クレジットカードでは様々な会員サービスを用意していますよね。

優待割引が用意されている場合も多く、施設やショップ、各種サービスを割引価格で利用できます。

例えばレジャー関連。テーマパークやアミューズメント施設の利用料が3%～5%オフという優待も珍しくありません。

たった数%かもしれませんが、家族連れなら数百～1,000円のお得になります。

1万円で500円オフと、実際の金額に置き換えたらお得に感じませんか？

飲食店の利用で割引される場合もあります。

例えば飲食代金5%という優待も良くありますよね。

お会計でカードを利用すれば、5%オフに加えてマイルも貯まり、正に一石二鳥、2つの恩恵を受けられます。

将来が不安な方は資産運用されているのではないでしょうか。

近年は投資信託もあり、投資初心者の方でも月500円～1,000円程度で積み立て投資ができるようになりました。

インターネットの証券会社によっては、クレジットカードで支払うとポイントが貯まったり、各種お得なサービスを受けられることがあります。

月500円ならカフェ1回、1,000円ならランチ1回分の値段です。

本当に微々たる金額ですが、仮に年1%のリターン(価格上昇や利回り)が期待できるとすれば定期預金よりもお得ですよね。

クレジットカードで投資できると言うのも、ちょっと珍しいかもしれません。

リボ払いは、毎月一定額ずつ返済していく方法です。

返済計画が立てやすいですし、返済額が少なくて済むのもメリットと言えます。

しかし手数料(年利)は把握していますか？

リボ払いは利率が高く、1年間で15%前後取られることも珍しくありません。

せっかくコツコツ節約しても、それが全て水の泡になります。

仮に15%で単純計算すると、1万円利用するごとに1年で1,500円も手数料が発生することになります。

定期預金ですら年0.1～0.2%程度ですから、どれだけ無駄になっているか分かりますよね。

よほどのことがない限りリボ払いのカードは止めておきましょう。

節約の基本は「一括払い」です。

ちょっとしたことでも、コツコツ利用すれば大きな節約になります。

年会費無料でマイル還元率が高く、割引の充実しているクレジットカード(リボ払い以外)を選べば、年間数万円の節約も難しくありません。

いつも使っているクレジットカード、一度見直してみてはいかがですか？