子供の教育費は1人300万円でOK!「塾不要論」から考える勉強費用の節約術 (1/2)
節約アドバイザーのヨースケ城山です。
良く読者の皆様から、教育費でいくら貯めたら良いですか?
その貯め方はどうしたら良いですか?と質問を受けます。
私はいつも「大学進学までに1人300万円を用意してください。あとは必要ありません」と答えるようにしております。
本当にそれで十分なのです。
子供が小学生位になると、中学受験のことやその後の進学先のことで悩む家庭は少なくないと思います。
親心としては最終的には良い大学に進学して、良い会社に就職して欲しいと、ほとんどの親御さんは考えていらっしゃるのではないでしょうか?
そのために、現代の子供たちは小学生から夜の10時まで塾にいるという異常な状況になっています。
私は今のこの現状にはとても納得がいきません。
我々の頃とは時代が違うと言われればそれはそうですが、子供に必要なものは何でしょうか?
青臭いと言われるかもしれませんが、私は家族全員で過ごす時間だと思っております。
両親と話したこと、お友達と遊んだこと、どれも素敵な時間で2度と帰ってこない楽しい時間です。
それを学習塾での時間でつぶしてしまうことに疑問を持っております。
小学生はニートとは違います。
小学校で授業を受けているのです。
6限目まであるとしても、45分×6=270分(4時間30分)も勉強しております。
さらに学校から帰ると宿題が待っております。
60分としても、1日5時間30分も勉強しております。
授業が身についているかどうかは個人差がありますが、大人でも大変な勉強時間ですよね。
これで充分だという考え方もあるのです。
子供も中学生になると部活も始まり、テスト勉強、行事と本当に忙しそうです。
これに塾も加えると、23時に帰宅、2時に就寝、7時起床というリズムの中学生も多いそうです。
睡眠時間5時間!
私は睡眠の専門家ではないので詳しくは分かりませんが、これではいつも眠くて大変なのではと思ってしまいます。
中学生では6時限としても50分×6=300分です。
5時間は勉強をしています。
これにテスト期間中になると、家に帰ってからも5時間くらいはテスト勉強するのは当たり前です。
こんな状態で塾通いをさせる必要があるのでしょうか?
それよりも友達と遊ぶこと、恋愛をするなりの方が楽しい青春時代を過ごせるのではないのでしょうか?
高校生にもなると欲しいものが増えてくる、そして交友関係も増え、出費も増えてきます。
この出費は、学校側の規則に反しないのであれば、子供にアルバイトを経験させ、趣味の出費は子供に出させても良いのではないでしょうか?
学業を優先する為にアルバイトをさせないという親御さんもいますが、充分高校内で勉強しているのです。
それ以外の時間は自由で良いと、私は思っております。
それよりも、15歳~18歳の中で大人に交じって働くということを、是非1度は経験させた方が良いと思います。
そこで初めて社会のルールを知ることになるのです。
なんども言いますが、学校に行っていれば少しは勉強しているのです。
これで充分大学進学は出来ます。
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社会保険労務士合格者
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンアドバイザー
年金アドバイザー
1973年生まれ。大学卒業後、商売の基本を学ぶため大手100円ショップに入社。1円単位の原価計算の重みを知る。その後、大手スーパーに転職し、値引きやタイムセールを担当。リアルな現場での駆け引きや相場観を養う。またその手腕により東京地区エリアマネージャーとなり、新人採用を年間4000人担当した。
著書「給料そのままで月5万円節約作戦!!」の中では固定費の削減を中心に
ラクして貯めるをモットーに活動している。
ブログでいつも取り上げているテーマは節約全般、社会保険労務士試験 住宅ローン 労働問題 ブラック企業 障害年金 40代の転職 出版について 潜在貯蓄 教育についてなどになります。興味がある方は是非ブログも覗いてみてください。
著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。』
http://kotukotushinai.jimdo.com/
にもまとめられている。
ブログ『節約アドバイザー ヨースケ城山ブログ』http://ameblo.jp/yousukeshiroyama
では、節約だけではなく転職活動、著書、社労士、FPのことを配信中。
【著書】
2012年 給料そのままで「月5万円」節約作戦【ごま書房新社】より発売
2015年 給料そのままで「月5万円」節約作戦がkindle化されました。
2015年 「kindle無料キャンペーン」でベストセラーランキング1位を獲得して販売につなげる方法 発売。
2016年 給料そのままで「月5万円」節約作戦 増補改訂版発売
2016年 「子供の教育費は削りなさい!」奨学金利用者50%以上時代の新教育費計画発売
2017年 給料そのままで「月5万円」節約作戦 増補改訂2版発売
2017年 老後資金は49.9歳までに貯め始めなさい!: 私の老後に必要な資金は2164万円です あなたの金額は? 発売
2017年 人生の3大支出「住宅」「教育」「老後」を節約しなさい!お金の裏技3冊セット: この3つを節約すれば他の節約は不要!発売
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