喉の奥に詰まりや異物感…それ「ヒステリー球」かも?咽頭神経症の原因・症状・対処法
のどに痛みも無い、けれど何か詰まった感じがする…。
そんな経験をする方は少なくありません。
人により感じ方は違いますが、のどにナッツが詰まっているような、何かに押されるような感覚を覚えることがあります。
病院で診察してもらっても腫瘍もポリープも発見できず、特に異常なし。
けれど違和感は取れない!
それはもしかすると「ヒステリー球(咽頭神経症・咽喉頭異常感症)」かもしれません。
ヒステリー球とは、のどに違和感を訴えるも特に病気が見つからない症状全般を言います。
腫瘍やポリープがないのに、のどに詰まったような違和感だけ覚える場合は、ヒステリー球の可能性が大です。
普段、喫煙や飲酒をしている方でも病院で異常なしとされ、ヒステリー球と診断されるくらい多くあります。
ヒステリー球は女性に多く見られる症状です。
特にストレスが大きな原因で、普段溜め込んでいる方は気づかないうちに発症するケースが多くなっています。
症状としては、唾液を飲み込んだときに異物感があるのに食事は取れる、水を飲んだ時には違和感が治まる、のどに全然痛みがないなど様々です。
ヒステリー球の特徴として、緊張している時や仕事中など、ストレスを感じているときに違和感が大きくなることがあります。
起床時に異物感がほとんど無く、行動を開始してから違和感が出てくる方もいます。
ヒステリー球の症状を軽くすることはできます。
精神的な問題が大きいため、定期的にストレスを発散させることが重要です。
ヒステリー球を治すためには十分な睡眠を取りましょう。
体を休め、ストレスを無くす生活習慣が必要になります。
休日は何も考えずぼーっとしたり、気分転換をするのも良いでしょう。
ヒステリー球の症状には「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」という漢方が効く場合もあります。
半夏厚朴湯はのどの異物感や神経症状などに効能のある漢方です。
あまりに異物感がひどいときは試してみましょう。
ヒステリー球はうつ病や自律神経失調症から症状が出る場合もあります。
気づかないうちにこのような精神疾患を発症している場合もあり、精神科や心療内科を受診してみると、スルッと治ることもあります。
のどに異物感を覚えることは珍しくありません。
大きなストレス環境にいる場合はヒステリー球の可能性も低くはありませんが、自己診断は厳禁です。
ヒステリー球だと思っていても、実際は他の病気を発症しているおそれがあります。
のどに異物感が出たら、まずは病院で診察を受けるか内視鏡検査をして貰いましょう。
記事の情報内容については、特定の商品やサービス、方法などの効能効果や完全性、正確性を保証するものではございません。
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