インテリアにも♪多肉植物の育て方&おしゃれな寄せ植え方法 (1/2)

執筆者: 宇野 知子 職業:フローリスト 花講師 アート作家
キュートな姿にハマる人続出!「多肉植物」

こんにちは、フローリストの宇野知子です。
今回は、インテリアグリーンとして人気の「多肉植物」についてお話します。

 

「多肉植物」とは

一般的に多肉植物とは、水分を蓄えられるように葉や茎が肥大化・多肉質化した、乾燥に強い植物のことを言います。

 

砂漠などの乾燥地に生育し、アフリカアメリカマダガスカル島などに、多くの種類が自生しています。

高温多湿を嫌いますが、乾燥地であれば自生し育つので、世界中に生育しています。

日本原産としても、「ベンケイソウ」や「ツメレンゲ」などの多肉植物があります。

 

多肉植物と似た形状の植物として、サボテンがあります。

 

多肉植物 と サボテン の違いは?

園芸業界では、「多肉植物」と「サボテン」の2種類に分けて呼ばれることが一般的です。

 

この2つの植物の違いは、「刺座(しざ・アレオーレ)」が有るか無いかの差です。

刺座とは、サボテンのとげの白い部分のこと。

これが有るのがサボテンで、無いのが多肉植物です。

 

とげの無いサボテンもありますが、サボテンには必ず白い刺座が残っています。

 

多肉植物の入手方法 

多肉植物は、花屋さん、園芸店、ホームセンター、インテリアショップなどで販売されています。

 

 

小さなポット苗に入ったものや、大きめの株のもの、素敵な陶器に植え替えられたものなど、

さまざまな形で売られています。

 

 

多肉植物には、それぞれの種類に名前が付けられています。

札に書かれている場合が多いので、気にして見てみてください。

 

形状と同様に、好みの名前もセレクトする基準になるかもしれませんね。

 

 

多肉植物の育て方

基本的に外で自生する植物ですので、室外で育てることをお勧めしますが、インテリアとして飾りたい方も多いと思います。

 

室内で飾る場合

次のような点を考慮して、管理の場所を考えてみてください。

 

  • 日光に当てること
  • 湿気の多い場所に置かないこと
  • 冷暖房の風が直接の当たらな場所に置く、など

 

屋外で育てる場合

梅雨の時期などは、雨に当たりすぎないよう軒下に入れたり、寒くなる冬の前には、室内に取り込むなどの注意が必要です。

 

 

寄せ植えとしての楽しみ方

いくつかの多肉植物を、寄せ植えにして楽しむこともできます。

 

水遣りの関係で、多肉植物同士の寄せ植えがお勧め

多肉植物の寄せ植えの場合は、他の植物に比べて水やりが極端に少なくなるので、多肉植物同士で寄せ植えすることをお勧めします。

 

石やインテリアバーグを置くと、おしゃれ度UP♪

土の表面に、石やインテリアバーグ(装飾用の樹皮)を置くことで、お洒落感もアップしますね。

 

 
 コラムニスト情報
宇野 知子
性別:女性  |   職業:フローリスト 花講師 アート作家

フローリスト
フラワーコーディネーター

フラワーショップ『La vie en Fleur』経営。
花教室運営に加えて、親子で楽しむ花のある生活を提案、
通信講座を企画し発信しています。

フラワーアート作家としても活動。
手作り雑貨サイト等で販売もしています。

著書
『花育のすすめ』(三省堂)

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