こんにちは、リングプランナーの飯田馨です。
皆さんは、ブライダルショップや百貨店に並んでいる綺麗で素敵な結婚指輪を、自分たちで作ることができるという事実をご存知でしょうか?
数年前から「世界にたった一つしかない結婚指輪が欲しい」「大切な結婚指輪だから自分たちで作りたい」などを理由に、自ら手作りすることを選ぶカップルが増えています。
今回は、現場に立つ者の視点から、自分たちの手で結婚指輪を作るという選択をするメリットのひとつをご紹介します。

このフレーズは結婚式のケーキ入刀でよく聞きますよね。
それだけ、お付き合いしている期間に、共同作業を体験したカップルはとても少ないということなのです。
お付き合いしている人や結婚されている人も、これまであなたの大切な人と共同作業をした思い出はありますか?
婚活ではバーベキュー婚活、農作業婚活、お料理婚活など流行っているそうです。
お互いに協力し合って作業ができる環境では、普通のパーティーと違って自然の成り行きで会話をすることが出来るので、カップル成立する人達も多いとか。
さらに、街のゴミ掃除のボランティア婚活や富士登山婚活などは、相手の良い部分や悪い部分などが見えたり、隠れた本性を見極めやすいというメリットもあるそうです。
また、参加するイベント選びのポイントは「作業の大変さ」と「達成感」だそうです。
お互いに困難な道程を乗り越えた達成感は、婚活との相性が抜群とのことでした。
当然ですが結婚指輪は、ひとり1本です。
さらに、一生身につけるものと言われています。
それ故に、手作りを選ぶと、どちらかまかせには出来なくなります。
自然と、結婚指輪について話し合う時間と、二人がリングを必要とする日までの計画を立てる必要があります。
指輪のデザインや素材や予算など、一つひとつ選択肢から相談して話し合い決めていき、ふたりで考えた指輪を自分たちで一緒に作り上げる作業の中で、これまで知らなかった一面や、価値観をお互いに発見したり、お互いの想いを共有するきっかけになります。
結婚指輪を手作りを選ぶメリットのひとつは、普段の生活では得ることのできない体験の共有とお互いの絆を深める、想い込めて作った指輪を身につけるまでが、全ての思い出として残るのです。
手をつなぐことは、代表的なスキンシップの一種です。
結婚後の夫婦の関係を保つために必要なことです。
肌と肌とが触れ合えば、心の距離まで近づける効果があります。
手をつないでいる夫婦で、仲の悪い夫婦はいません。
同じように結婚指輪をしている夫婦で仲の悪い夫婦はいません。
指輪が手をつなぐことと同じ効果があるように、相手を感じられるほどの愛着感を得ることができるのも、手作りを選ぶメリットだとも考えられます。

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