こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
今回は、生理痛が重い方におすすめの、すぐに実践できるエクササイズをお伝えします。
男性に比べて女性は筋肉が少なく、冷え症という方が多いです。
女性は共感性が高く、感受性が豊かで細やかであり、ストレスを感じやすいものです。
精神的なストレスは、交感神経の働きを優位に偏らせます。
血管が収縮し、冷え症になりやすいのです。
- 体を温める服装をする
- 湯船に浸かる習慣をつける
- 温かい食事や飲み物を、ゆっくりいただく
できるところから、温活を始めましょう。
気血の巡りを良くし、婦人科系の疾患から安産までカバーする、ツボの押し方をご紹介します。
1. 膝を立てて座るか、椅子に座り、片足を反対の膝にかけます。
2. 膝に掛けた方の脚の、内くるぶしからすねの骨に沿って、手の指を4本そろえて当てます。
3. 内くるぶしから指の幅4本分離れた、すねの骨の内側のキワを、手の親指で押します。
骨のキワに沿ってその周辺を押した時に、一番痛気持ちよく感じる点をじっくりと押しましょう。
- 爪は立てず、指の腹で優しく押しましょう。
- 息を吐きながら押し、吸いながらゆるめます。
- 痛気持ちいい強さで、押したりゆるめたりを3分間程、リラックスして続けましょう。
名前の由来は、三つの気の流れ(経絡)が交わる所という意味で、様々な効果が期待できるツボです。
腎臓の働きを助け、冷えやむくみを取り、老廃物を流し去ります。
肝臓の働きを助け、消化や解毒もしやすくします。
デスクワークや運動不足の場合、骨盤や股関節周りの筋肉が硬く萎縮してしまいます。
子宮や腸などを圧迫したり、血流を悪くしたりする可能性があります。
ヨガでは、骨盤や股関節周りの筋肉を伸ばしていきます。
副交感神経の働きを良くして、内臓の血行を促し、リラックスした精神状態へと導きます。
1. 床の上に両脚の裏を合わせて座ります。
2. かかとを恥骨に引き寄せて、つま先を両手でつかみます。
3. 背骨を伸ばし、左右にゆらゆらとマイペースでゆれます。
4. 前後にも大きくゆっくりゆらします。
5. ぐるりぐるりと、大きな円を描くようにまわります。
6. 息を吸って、吐きながら上体を前に倒してキープします。
- できるだけ、骨盤から前に倒すようにします。
- 倒したままゆっくり呼吸を繰り返し、最初に感じた筋肉のツッパリ感が和らいだら、息を吸いながら起き上がります。
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