4月から進学・就職を機に一人暮らしを始める方も多いと思います。

色々期待と不安が入り交じっているかと思いますが、一人暮らしは突然の出費も多いものです。

仕送りやアルバイト、そして会社お給料…。

なるべくなら節約しておきたいですよね。

 

今回は、この春新生活を始める、一人暮らしさん向けの節約術をご提案します。

 

一人暮らし中で最も気を使いたいのが食事です。

コンビニ弁当やスーパーのお総菜はお手軽な一方、非常にお金がかかります。

といってカップ麺では栄養バランスも偏ってしまいます。

やはり節約するためには自炊が欠かせません。

安いスーパーを見つけることはもちろん、食材は使いきれる分量だけを買いましょう。

 

たとえば1玉100円のキャベツと2分1カットで60円、どちらを選びますか？

1玉のほうが安いですが、使いきれないと無駄が増えてしまいます。

1玉のほうがお得に見えても、使いきれる分量を買うことが賢く節約するためのコツです。

 

スーパーやコンビニのプライベートブランド(PB)も活用しましょう。

 

衣料品は一番節約しやすいように見えて、実は一番節約しにくいものです。

 

現在は各ブランドも値上げが続いていますが、セールを上手に活用することはもちろんのこと、身の丈にあったブランドを選ぶことが一番の節約に繋がります。

 

 

例えばキレカジ系ブランド一つ取っても、価格帯は数千円～数万円と様々です。

同じ素材や似たデザインでも価格が異なるのは、ブランド自体の付加価値が価格に上乗せされているためです。

そのブランドが好きなら難しいところですが、特にこだわりが無ければ価格で選びましょう。

実は安いブランドでも、耐久性が高級ブランドより上ということは良くある話です。

住まいの中で一番の出費が家賃です。

しかし、借りた後では節約できないため、別の出費を減らすことになるでしょう。

 

電気代なら待機電力のカット、電気料金プランの見直しで月数百円の節約になります。

 

台所や洗濯用の洗剤、漂白剤、スポンジ、ラップ、アルミホイル。

100～数百円で買えるものばかりとはいえ、意外と多いように思いませんか？

 

一つ一つは数十円の節約にしかならなくても、「ちりも積もれば山となる」通り、1ヶ月・1年と長いスパンで見ると大きな金額になります。

 

 

無くなるとコンビニへ買いに行くこともあると思いますが、なるべくドラッグストアなどでまとめ買いしておきましょう。

1回につき数百円程度の差が出ます。

 

食材と違って買いだめできます。

特に乾電池など、常時必要なものは安いうちにまとめて購入しましょう。

 

例えばサランラップとアルミホイル、どちらか1つで代用できないか。

鍋とフライパン、両方必要なのか。

 

選択次第で数千円の差が出ます。

また、物の多い暮らしはあまりお勧めできませんので、なるべくであれば「何かで応用できないか」という癖を身に付けましょう。

 

地方の場合は車が必要不可欠だと思います。

しかし、都内や大都市ですと維持費が高くなります。

 

車の維持費は節約が難しいところですが、車検や保険の見直しが数万円の節約につながります。

特に車検はディーラーではなく、民間車検や1日車検の利用がおすすめです。保険も補償を見直してみましょう。

 

原付は燃費も良く、小回りが利くので近所へ買い物に行くときには便利です。

仮に中古スクーターなら乗り出し価格(車両+保険他)は安くて4～5万、任意保険(ファミリー特約)込みでもさほど維持費はかかりません。

 

車検が無く、税金も千円前後です。

積載量は遥かに劣るものの、3～4キロの移動なら原付が活躍してくれるでしょう。

 

移動手段としてはもちろん自転車が一番節約できます。

しかし、坂が多い地域だと体力的にきつくなるため、周辺環境によって選ぶことをおすすめします。

 

 

一人暮らしの節約で大切なことは、「無理をしない」ことです。

節約をしても不便であると長続きしませんから、生活のゆとりを保ちつつ、出来る範囲で節約に励むようにしましょう。

 

また、いらないものを無料で譲ってくれるSNS・アプリサービスも最近盛んです。

近くのエリアで探してみると、数万円の節約にもつながりますので、是非目を通してみましょう。