風邪に効果的なアロマは?手作り抗菌スプレーの作り方
こんにちは、アロマと手づくり石けん・キャンドル講師の尾崎眞理です。
アロマで使う精油(エッセンシャル・オイル)には、抗ウイルス・抗菌などの成分を含むものがあります。
それらは、場を清浄にする、喉の痛みを楽にする、鼻をスッキリさせる等の働きをしてくれるのです。
病院に行くほどではないという時、手軽に使えるアロマで、プチ不調を改善しましょう。
風邪を引きやすい季節の変わり目に、お勧めの精油をご紹介します。
体温を上げ、血の巡りを助ける精油の一例です。
バスソルトにして入浴の際に使ったり、トリートメントオイルを使って体をさすると効果的です。
- ラベンダー
- ジュニパーベリー
- ゼラニウム
- ローズマリー
殺菌・消毒・抗ウィルス成分を含み、呼吸を助ける精油の一例です。
お湯を入れたマグカップに精油を2滴ほど落とした後、蒸気を吸い込む「蒸気吸入」や「ディフューザー」で使うのがお勧めです。
ミツロウクリームを作って気になる所へ塗り込んだり、トリートメントオイルなども効果的です。
- ユーカリ
- ティートリー
- ペパーミント
- ラベンダー
- サンダルウッド
なお、精油は薬ではありません。
飲んだり、うがいするなどして口に入れるのはNG。
アロマで少し楽になったと感じたら、後はゆっくりと休息するのが一番大切です。
それでも不調が改善しない場合は、早目にお医者さんの診断を受けるようにしましょう。
精油を手軽に使うための、アロマスプレーの作り方をご紹介します。
- 無水エタノール:2.5~10mL
- 精製水:47.5~40mL
- 精油:10滴まで。ユーカリ、ティートリー、ラベンダー、ペパーミントなど、ご紹介した中からお好みでどうぞ。
無水エタノールと精製水を合わせて50mLになるようにしましょう。
なお、どちらも薬局で購入できます。
精油は、レモンなどの柑橘系もスッキリするのでお勧めです。
- 50mLスプレー容器
- 計量ができるお料理用の小さじなど
- エタノールを計り入れる紙コップなど
- 精油を混ぜる竹串など
1. 容器・道具の消毒
スプレー容器に無水エタノールを入れてすすぎ、 無水エタノールを捨てて容器を乾かす。
小さじなどの道具は、コットンに無水エタノールを含ませ拭いておく。
2. 無水エタノールの計量
小さなカップや紙コップなどに、無水エタノールを計り入れる。
小さじ1杯は5mLです。
お手持ちの道具を上手に活用して下さい。
3. 精油を入れる
2の容器にお好みの精油を入れて、竹串などでよく混ぜる。
精油は最大で10滴まで。
香りが強いと感じる場合は、1~2滴でも大丈夫です。
4.容器に移す
3で作った物を、スプレー容器に移します。
5.精製水を入れる
4に、精製水を容器一杯まで入れて完成。
保存期間の目安は1週間です。
作成日や使った物を記入したラベルを貼っておくと安心ですね。
なお、レシピは自己責任においてお楽しみ下さい
使用前には、ボトルを振って中身をよく混ぜて下さい。
しっかり混ざったら、シューとスプレーして使います。
- お部屋に使えば、お部屋に良い香りを広げながら潤いアップ。
- マスクに軽くスプレーしてもOK(お口の中にスプレーはNG)。
- ウエットティッシュにさっとスプレーして使えば、手を洗えない時でもさっぱり。
風邪の流行る季節に便利なアロマスプレー、いかがでしたか?
日常の中で、あなたを助けてくれる精油をぜひ活用してみて下さいね。
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東京都世田谷区の下北沢で、アロマと手づくり石けん・キャンドルの教室『Colorful life.』を運営しています。
その他『生活の木 原宿表参道校』でカルチャー講座を担当。
■詳しくはこちら:
http://colorful-life.info
手づくり大好き♪
無心に何かを作ることから生まれる楽しさと、アロマ・ハーブを暮らしに取り入れる方法をお伝えします。
■資格等:
公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ) アロマテラピーインストラクター
特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会(JAMHA) メディカルハーブコーディネーター・ハーバルセラピスト
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