結婚相談所で出会ったあと、結婚前提の真剣交際まで発展させる方法

執筆者: 濱英子 職業:結婚相談所代表 / アドバイザー
はじめに

こんにちは。結婚相談所ブライダルブリッジ代表の濱英子です。 

 

前回のコラムでは、「交際→真剣交際」についてご紹介しました。
今回も引き続き、同じテーマについてご紹介していきたいと思います。

 

 

迷っているならまた会うべき

お見合いは、初めてお会いした男女が1時間程度お茶を飲みながらお話しするだけですから、そこで分かることは決して多くありません。
実際にお会いしてみての雰囲気、お仕事や趣味、ご家族のこと等、ごく浅い部分に触れるだけなので、お見合い後にまだお互い分からないことだらけなのは当然です。

お相手のことが良く分からないから、お返事に迷うからとお断りしていると、先に進める機会はほぼなくなってしまいます。
「もうお会いしなくて良い!」という、キッパリお断りの気持ちにならないのであれば、また会ってみるという選択をした方が、結果につながりやすいことになります。

 

お見合い直後の交際は「真剣交際」の前段階

というわけで、お見合い後に双方から「またお会いしたい」とのお返事があり、交際成立となった場合でも、ここからご成婚までの交際内容には、何段階かあるのが通常です。

交際成立直後は、お見合いの延長戦のようなもの。
シチュエーションを変えて何回かお会いし、お話しながらお互いに慣れ、知り合うための交際期間。
その先二人の楽しい時間を積み重ね、より深く知り合い感情を育てるための交際。
そして、さらに結婚を意識した「真剣交際」へと続きます。

 

「真剣交際」とは

「真剣交際」とは耳慣れない言葉だと思いますので、ここで少しお話しておきます。
相談所を経由しての出会いでは、当初は複数の方と同時にお見合いや交際をすることが認められています。

というのも、一度のお見合いだけでは良いも悪いも結論を出すのはとても難しいことであるため、お見合いから数回のデートまでは、複数の方とお見合いやお付き合いをしていても良い時期になっているのです。

その後、お相手は一人へと絞られていき、そこからが真剣交際と定義づけられています。 

 

複数の交際が可能なことのメリットとデメリット

当初、複数の方と交際可能な点は、効率良く婚活を進めていくためにとても良い点であります。
しかし、いざ気に入ったお相手に出逢えたら、長期間この中途半端な状況が続くと、お相手はまだお見合いをしているのでは?他にお付き合いしている人がいるのでは?と、疑心暗鬼の気持ちが芽生えてしまう危険性もあります。

ですから、交際中は状況に応じて、二人の気持ちの進度を確認し合うことがとても大切になってくるのです。

 

男性が中心となり真剣交際に発展させることが大切

ここで頑張らなくてはいけないのは男性です。
こと男女のお付き合いに関しては、「言わなくても分かるでしょ?」はありえません。


お見合い以降毎週デートを重ね、結婚に向けてかなり具体的な話しが出ていたとしても、言葉に出してハッキリと「結婚を前提に正式にお付き合いをして下さい」という言葉がなければ、女性は何も信じられないものです。

お相手男性の状況や気持ちをハラハラドキドキ、そしてイライラと、交際期間の目安3ヶ月を待ちきれない状態にもなり得ます。
当然相談所同士でも確認し合いますが、出来ればご本人の口からハッキリとした言葉を聞きたいと思うのも、女性の気持ちですね。


男性はそこをしっかり理解して、愛情ある言葉で確実な進展を目指していただきたいと思います。 

 

コミュニケーションはやはり大切

交際中、言うまでもなく直接会うこと、電話やメールは大切です。
ただ、その中で漫然とコミュニケーションをとるだけでなく、確実に一歩一歩進んでいく過程をお互い認識出来ることが大切です。

男性と女性は別の生き物。
思考回路も感情表現も違います。
重ねてお伝えしますが、男女共に「ハッキリ言葉で表すこと」が大切です。 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
次回も婚活のあれこれについてご紹介していきます。
どうぞお楽しみに。

 
 コラムニスト情報
濱英子
性別:女性  |   職業:結婚相談所代表 / アドバイザー

結婚相談所 ブライダルブリッジ
代表 / アドバイザー
http://www.bridalbridge.jp/

東京都新宿区、杉並区で結婚相談所を運営しております。
お一人お一人違うタイプの会員さんをどうサポートできるのか?今何を求められているのか?を敏感に感じ取りながら、皆様のご成婚を信じて日々奔走しております。