パッチワークと突っ張り棒で簡単ハンドメイド!カフェカーテンの作り方
今年の夏も、厳しい暑さが続いています。
カーテンを手作りして、窓辺だけでも風に揺れるカーテンを見ながら、涼しさを感じてみてはいかがでしょうか?
小さな窓なら、身構えることなく、ほんの少し頑張れば大丈夫です。
今回ご紹介するカーテンは全てつっぱり棒を使っていますので、面倒な「ひだ」を作ったりする必要がありません。
季節的にも、素材は扱いやすい綿がお勧めです。
周りを三つ折りにして、ぐるっと一周ミシン(手縫いでも大丈夫です)で縫えば出来上がり。
カーテンの吊るし方は、1点目と2点目は、100円ショップのカーテンクリップを使っています。
3点目はバー通しを縫い、直接つっぱり棒をカーテンに通しています。
4点目はリボンを付けて、つっぱり棒に結んでいます。
こちらは、窓の幅に合わせたフラットな丈の短いカーテン。
カーテンには、爽やかな薄緑に白のチェック布を選びました。
今回はレース編みのテーブルセンターを重ねています。
布と重ねたことで、レース編みの模様が優しく浮か上がっています。
- 幅は窓と同寸、次に丈を決めます(窓より丈は短めにすると軽さが出ます)。
- 縫い代を2cm(両側で計4cm)プラスして、三つ折りにしてアイロンをかけます。
- 4辺を一周ミシンで縫えば完成です。
こちらは、2枚の布を縫い合わせています。
脱衣所なので、丈は窓の高さに合わせています。
幅は窓より多めに取り、ドレープを出しました。
(参考までに、窓幅75cm・布幅105cm)
大好きなローラアシュレイの布に、バラと同じ色合いのギンガムチェックを組み合わせています。
大きな窓は面積も広いので少し躊躇ってしまう大柄のプリントも、小さな窓なら挑戦出来るのではないでしょうか?
作り方は、1枚布のカーテンと一緒です。
違うのは、最初に上下2枚の布を縫い合わせることです(参考までに、上:14cm・下:52cm)。
縫い合わせた境界線に山道テープを、そしてカーテンの裾にレースを縫い付けると、より素敵です。
こちらは、片側にスカラップの刺しゅうが施されている布を使って、スカラップ側をカーテンの裾にし、反対側にはパッチワークをしたものを縫い付けました。
レースのカーテン代わりです。
パッチワークをしていると、余り布がどうしても出てしまいます。
そんな余り布を今回は利用して、自分のお気に入りのカーテンが出来上がりました。
こちらのカーテンも、敢えて短めにし、窓枠上部に両面テープで16cm幅のレースを張り付け、組み合わせてみました。
- 上部に5cm幅のバー通しを縫います。
- パッチワークをする布を、全て7cm幅に揃えておきます(出来上がりは5cm幅)。
- 2.の布を、縫い合わせていきます。
(型紙は使わず、2枚縫い合わせたら、適当な長さに切り、また次の布を縫い合わせていきます。この繰り返し) - 3.がカーテンと同じ幅につながったら、上・下1cmを裏側に折り、アイロンをかけます。
- 4.をバー通しの下側に合わせて、縫い付けます。
- 縫い付けた上側と下側に、山道テープを縫い付けます。
- カーテンの両脇を、三つ折りにして縫います。
こちらは、窓辺を飾るカフェカーテン。
10個のパターンを縫い合わせ、裾にはヨーヨーキルトを縫い付けています。
パッチワークは通常キルト綿を重ねてキルティングしていきますが、こちらはカーテンなので、薄手の接着芯を使い、光を通しやすくしました。
窓に掛けるカーテンでお部屋の雰囲気は変わります。
今回は挑戦しやすい、小さい窓を飾るカーテンをご紹介しました。
手作りしたカーテンが風に揺れているのは、何とも素敵です。
パッチワークを通して、普段の何気ない暮らしがほんのちょっぴり楽しくなるようなお手伝いが出来たら、幸いです。
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パッチワークに魅了され続けて20年以上になりました。好きな布にこだわりつつ、インテリアキルト雑貨を中心に作品づくりをしています。何気ない暮らしの中で、キルトの楽しみ方をご紹介できればと思っています。
パッチワーク教室retour(ルトゥール)主催 http://retour.boy.jp
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