脱コンビニ弁当・外食生活!心も喜ぶ「食事」の基本と役割 -持続可能な自炊のコツとは-
はじめまして、フードデザイニストの笹生暁美です。
お仕事から帰ってきて、疲れていて何もしたくなくて、でもお腹が空いているので、途中のコンビニなどで買ってたもので空腹を満たす。
何か違う、満たされない感じが残る。
「何やっているのかな、私。」という思いが浮かんでくる。
もしこんな感じがあったとしたら、それはあなたの心と体からの「もっと大切にして!」というメッセージです。
しかし、大切にしてと言われても曖昧ですよね。
何をしたら良いのか分かりません。
そこで提案です。
あなたのために、自分でお料理をしてみませんか?
食事はあなたが思う以上に、心と体に影響があります。
自分ケアの一手段としてお料理を行い、変化を実感してみませんか?
You are what you eat.=「あなたは食べたもので出来ている」。
古いことわざにあるように、私達の体は「私達が選択して、体に取り入れたもの」で作られます。
今のあなたの体は、あなたが食べた物で出来ているのですね。
心も同じです。
脳科学によると、心の状態は脳の働きにより、正常に働くには必要な栄養があります。
朝起きるのが辛い毎日が意味もなく続いたり、ずっとイライラが収まらなかったり、肌の調子が悪かったら、どのようなものを食べているのかをチェックしてみてはいかがでしょうか?
管理栄養士の幕内秀夫先生によると、現代の日本人は「現代型栄養失調」が増えているそうです。
つまり、食べるものは十分にあるけれど、体に必要な栄養が取れていない状態です。
その結果、体が正常に動けないので、病気でもないのに体調不良を感じてしまうのです。
食事は自分へのプレゼントだと思います。
もし、あなたが趣味に合わない、欲しくないプレゼントを継続的に貰ったとしたら、どうしますか?
とりあえず受け取っても、しまい込むか、捨てるかでしょう。
量が増えたら邪魔になるだけで、ゴミと一緒です。
反対に必要なもの、好みに合うものを頂いたら嬉しいですよね。
そして、相手にお礼をしたくなるかもしれません。
体も同じです。
欲しいものといらないものがあります。
あなたは、自分にどんな贈り物をしているでしょうか?
それでは、どのような食べ物を体は欲しがっているのでしょう?
一言で言えば「ホールフーズ」です。
精製度の低い穀物やお豆、季節のお野菜や果物、海藻、お魚など、日本人が今まで食べてきた伝統食メインの食事であると、体は喜びます。
逆に油やお肉、加工食品が多い食事は、体を困らせます。
外食やコンビニ食が中心のお食事は、油、脂肪、肉類が多く、お野菜やお豆といった体に不足しているものはなかなか取りにくいのです。
オーガニックレストランやカフェに行けば良いのですが、毎日続けるのはコスト面で無理でしょう。
また、どんなに良いものでも、外食が続くと飽きてしまいます。
自分のために、自分の体が喜ぶお料理をしませんか?
体が欲しがる食材をたっぷりと盛り込んで、プレゼントをします。
「でも、時間がないし…」と思われるかもしれません。
手の込んだものを作ろうとすると大変ですが、家庭料理とは本来シンプルでささっと出来るものです。
さあ、まずはご飯を炊きましょう。
出来たら、玄米や分づき米がお勧めですが、雑穀のパックを買って来て、白米に混ぜて炊いても結構です。
買って来たお豆腐にたっぷりの薬味を添えるだけでも、立派なお料理です。
たったこれだけでも、食後に「ほっとした」感じがあります。
しっかり自分ケアをした温かい感じが残るのを感じるかと思います。
食事を自分で作りましょう。例えシンプルだとしても。
その積み重ねが、自然とあなたをもっと素敵な女性に変化させていきます。
そして、自分ケアのお料理を続けていった結果、友人に、恋人に手料理を振る舞えるようになると、一層素敵ではありませんか?
さあ、まずはご飯を炊くところからスタートしてみましょう。
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主な取得資格
スイーツ:コルドン・ブルー ロンドン校にてサティフィケート取得
マクロビオティック:リマ・クッキングスクール師範科卒業
ローフード:アメリカ・LLCAIにて公認インストラクター取得
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