前回まで、女性の一人旅にお勧めの癒し系スポットなどをご紹介しました。

今回は、有名な人気のパワースポットから珍しいパワースポットまで、女性のひとり旅にぴったりの場所をまとめてみました。

“東京のお伊勢さま”として親しまれ ている東京大神宮。

伊勢神宮と同じ、“天照大御神”と“豊受大神”が祀られています。

恋愛運に効果絶大！とクチコミでも話題でとても人気のある神社です。

東京大神宮を訪れたら、ぜひ試したいのが「願い文」。

「願い文」とは神様への手紙のことで、願いを込めて書いた手紙は、翌朝には願いが叶うように東京大神宮でご祈祷してもらえます。

ほかにも恋のお守りや恋みくじなどたくさん揃っているので、運試しに参拝してみては。

千葉厄除け不動尊山内にある縁結び大社は、良縁祈願で評判。

祭神の縁結びにゆかりの深い愛染明王の神徳は、良縁、結婚、恋愛成就、幸運、円満和合、縁開きなど７つの神様のお社があるんです。

中でも珍しい悪縁切りの神様も。悪い縁を切ってから良い縁に結ばれましょう。

また、鳥居の側には擦ると良縁成就の願いが叶う「えんむすびの石」もあります。

ご自身の心願に応じて神様に祈願してみてください。

通称「おしろい地蔵」と呼ばれる化粧延命地蔵。

昔、顔にアザがあった住職が、傷ついたお地蔵様の顔におしろいを塗って祀ったところ、住職のアザが消えたのだとか。

今では美肌美白や顔の傷、シミ、アザなど、悩みのある部分と同じ場所におしろいを塗って祈願すると、治癒するともあると言われています。

肌が綺麗になりたい方の願いを叶えることで有名です。

川崎大師の西解脱門への道沿いに「しょうづかの婆さん」と呼ばれる像が祀られています。

しょうづかの婆さんとは、三途の川を渡る死者の衣服を剥ぎ取る奪衣婆のこと。

この「しょうづかの婆さん」は、容姿端麗にしてくれる御利益があると人気です。

美人祈願に多くの女性が訪れています。

嵐山にある御髪神社は、日本で唯一の、髪の神社なんです。

美髪成就のパワースポットには、美しい髪を願う人、頭髪、育毛の発毛を祈願する人、また、優れた理容師・美容師を志している人の多くが参拝に訪れています。

「人間の頭を守る髪は頭の神様」ということで、合格祈願者も多く参拝されます。

国分寺にある湧水群。

玉造小町という女性が病いで顔が腫れ、醜くなってしまった際にこの池で身を清めると、みるみる内に腫れがひいていった事から、美顔成就のご利益があるとされています。

日本名水百選にも選ばれている名水で、美容、健康に効くという隠れパワースポット。

沿道には約350mの遊歩道も整備されているので、散歩しながら訪れてみては。

ここは別名「玉の輿神社」と呼ばれています。

平安時代、八百屋の娘「お玉」が将軍に見初められ、五代将軍の徳川綱吉の生母、桂昌院となり大出世。このお玉のことが「玉の輿」の語原の由来となったそうです。

その桂昌院が、廃れたこの神社を復興したということで、玉の輿神社と呼ばれるようになりました。

お玉のようなラッキーな「玉の輿」を願いたい方は、参拝に行ってみましょう。

神明神社の参道にある「石神さん」と呼ばれ、 親しまれる小さな社。

もともと地元の海女さんたちが古くから危険な海での作業の安全や大漁を祈願し、「女性の願いならひとつは必ず叶えてくれる」と信仰されていました。

いまでは全国から参拝客の絶えることがない社になったのだそうです 。

海女さんたちが魔除けで持っている「セーマンドーマン」のマークが描かれた手作りのお守りが人気で、売り切れてしまうことも。

学問の神様である菅原道真公を祀る水田天満宮の境内には、全国で一社しかない「恋命(コイノミコト)」を祀る恋木神社があります。

ピンクに彩られた境内には、ハート型の陶板が敷き詰められた参道や鳥居、お守り、絵馬、神殿の紋など、さまざまな所にハートが描かれており「恋の神様」「良縁幸福の神様」として親しまれています。

若い女性を中心に連日参拝客が訪れる人気のスポット。

ピンク＋ハートのかわいい神社は気分も上がりますね。

三種の神器の一つである「草薙神剣」が奉安されている、由緒ある古社の熱田神宮。

神前結婚式や縁結びの神様として知られていますが、楊貴妃の石塔の一部があるという「お清水」も人気。

湧水を３回石塔に掛け、願い事をすれば叶うといい、またこの水を顔につけると楊貴妃のように美人、美肌にもなれるとのこと！

これは女性なら是非とも試してみたいですね。

八坂神社の境内には、美の女神を祀る美御前社（うつくしごぜんしゃ）があります。

古くから祗園の舞妓さんや芸妓さんをはじめ、美容師さん、理容師さん、化粧品業者、美しくなりたいと願う人々の崇敬を集めている人気のスポット。

美御前社には、“美人水”と呼ばれる御神水が湧き出ており 、肌に2・3滴つければ美肌になると、女子には嬉しい言い伝えも。

泉涌寺の正門を入るとすぐ左側に、楊貴妃観音のお堂があります。

ここに安置されている聖観音像（重要文化財）は、玄宗皇帝が楊貴妃を偲んで彼女に似せて彫らせた観音さまです。非常に美しい姿をされています。

楊貴妃の美にあやかろうと、美人祈願はもちろん、良縁、安産など、多くの女性が参拝に訪れています。

パワースポットを何カ所か巡るのもよし、パワースポットをメインに、その周りの観光スポットと合わせて旅の計画を練ってみてはいかがでしょうか。

パワースポットを巡る時は、それぞれの建物の規則やルールに従い、静かに真摯にお参りをすませましょう。