韓国旅行中に近づかないで!ソウルで治安が悪い地域・場所
ソウル在住者が、「観光客は近寄らない方がよい」と思う地域や場所を紹介。韓国は、旅行するのに治安が悪い国ではありませんが、気をつけた方がいいエリアが存在するのは事実です。
韓国は、旅行するのに治安が悪い国ではありません。
最近では、観光警察などの活躍で、観光客も安心して旅行することができます。
とはいっても、油断は禁物!
今回は、観光で韓国を訪れたときに気をつけた方がよいエリアをご紹介します。
ソウル最大のショッピング観光地である明洞(ミョンドン)。
昼過ぎから夜遅くまで、多くの観光客で賑わうエリアです。
ですが、終電に近づくにつれて、最寄駅の地下鉄2号線「乙支路入口(ウルチロイプク)駅」構内は、ホームレスの寝床となります。
賑やかな場所であるだけに、初めて見ると少し驚くかもしれません。
直接被害にあったという話は聞きませんが、やはり雰囲気は良くありません。
ソウルに住んでいる私も、何となく怖いなぁと感じ、隣の駅(乙支路3街駅)まで大通りを歩いてから地下鉄に乗ります。
夜遅くの乙支路入口駅を利用する方は、こんな状況であることを頭の片隅に置いておくといいでしょう。
再開発地区に指定されてから20数年振りに強制撤去となった通称「清涼里(チョンリャンリ)588」と言われていた地域。
ここは過去、きらびやかなピンク色のネオン街だった場所です。
「清涼里588」という名前の由来は、「清涼里駅」と東大門区典農洞588番地の間に位置していたことからこう呼ばれるようになったとか。
2015年から「清涼里ニュータウン」という名前で本格的に撤去作業が行われており、現在は関連施設は撤去され、周辺は廃墟と工事現場となっています。
関連施設が撤去されたからといって街の雰囲気が変わったかと言えば、まだそうでもありません。
これから数年、開発が進み高層ビルが建つ予定です。
それまではこの周りには観光するような場所もほとんどないので、観光客は近づかないことをお勧めします。
ソウルを代表する観光地「光化門(カンファムン)広場」は、市民の憩いの場であり、観光客には人気のエリア。
ビジネス街でもあるので、平日はサラリーマンやOLの姿も多く、交通量も非常に多い場所です。
ですが、昨年の政治的問題から、毎週土曜日には、雨が降ろうが、風が強かろうが、万単位の人が集まる大規模デモの舞台となっていました。
現在は、政権が変わり、比較的落ち着いてきたので、毎週行われていたデモはなくなりました。
とはいえ、日本よりもデモの開催頻度の高い韓国では、いろいろな理由で今もデモが開かれています。
これらのデモにより、観光客に被害があったというニュースは今までありませんでしが、デモで少し過激的になっていたり、興奮している人も少なくないはず。
デモが行われていたら写真を撮ったりせず、近づくのはやめておきましょう。
ガイドブックには載っていない現地情報はいかがでしたか?
楽しい旅行が怖い嫌な思い出にならないように、上記のエリアにはお気をつけください。
※掲載している情報は、記事執筆時点のものです。
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2009年から韓国・ソウルに在住しています。
旅行業界で働きながら、趣味の旅行と写真活動、おいしいものを食べ歩いています。
2015年「慶尚北道オンラインサポーターズ4期」優秀サポーター賞受賞
【Instagram】https://instagram.com/717ruby717/
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