外国人が混乱する紛らわしい日本語とは?微笑ましい言い間違い11選
外国人によく誤解される紛らわしい日本語と、外国人がやってしまった面白い言い間違い・迷言を紹介。海外の方とコミュニケーションをとるときには、意識して気をつけてあげられるといいですね。
外国人が口を揃えて言うのは、「日本語はどの国の言葉よりもむずかしい!」です。
実際、読み書きには、漢字・ひらかな・カタカナと3種類もあります。
日本人にとっても、誤解を招く日本語が数多くあるのは周知のこと。
ましてや外国人には、理解できない日本語の方が多いかもしれませんね。
ひとつの単語でも意味が全く違い、その数もかなりありますので、使用する状況を考えなければいけません。
では、外国人によく誤解される日本語って、いったいどんな言葉なのでしょう。
今回は、そんな日本語の数々をご紹介してみたいと思います。
外国人「友達が事故に遭ったんだ!」
日本人「早くいって!」
こんなとき、どっちの意味なのか、悩んでしまうそう。
確かに紛らわしいですね。
「早く病院か現場に行って」と促す言葉。
「早く喋って」の意味。
これも2つの意味がありますね。
- 「何か食べますか?」→「いいです」(食べません)
- 「これはどうですか?」→「はい、それでいいです」
- 「今日あなたの家へ行ってもいいですか?」→「いいです」
こちらも、2つの使い方があります。
「ごめんなさい」と同じように謝罪するときに使います。
人に質問したり、お店で注文をしたりするときに、「すみません」と話しかけますよね。
英語の「エクスキューズミー」と同じ使い方です。
この言葉も、肯定の意味なのか否定の意味なのか、確かにわかりにくい!
意味は、「もういりません」。
意味は、「それにします」または、「それで良しとします」。
ちょっとした言い間違いは、誰にでもあります。
それが外国人となったら、そのシチュエーションによっては、笑いをこらえるのに苦労することもしばしば。
次は、そんな外国人が使った日本語の「言い間違い」についてご紹介してみたいと思います。
牛丼屋に入って、牛丼の「並」を注文したつもりが…「牛丼 ”なま” をひとつください」と言ってしまった。
「生の牛丼?」
店員さんの頭には?が浮かんだことでしょう。
また、生ビールのことを「生」(なま)と言いますよね。
日本人にとっては普通ですが、外国人には「なま、ひとつ!」とビールを注文するのが、不思議にうつるようです。
居酒屋などで、よく使う「とりあえず、ビール!」という注文の言葉。
日本人の私たちは、「とりあえず、ビールを1本お願いします」という意味で使うが、ある外国人は、勘違いをして覚えていた。
「とりあえずビール」という銘柄があるのかと。
「アサヒビール」というような意味で…。
郊外のレストランでのこと。
食後に、店員さんに「おなかいっぱい!」と伝えたかった。
しかし、間違えてこう言ってしまった。
店員さんが女性だったら、怒られそうですね…。
「カレーを食べた」と言いたかったのに、「カレー」の「エー」の母音を長く発音しなかったがために…
「彼を食べた」と聞こえ、爆笑!
「くにたちし」を「こくりつし」と読んでしまった。
これは、漢字の読み方の間違いですね。
外国人にとって、漢字の読み書きは非常に難しい課題なんです。
「そのヒゲ、似合いませんよー」と言いたかったのに、こう言ってしまった。
Aさんが髪を切ったあと、それを見た外国人の友人が言った。
「汚ったねー、髪!」
え?汚い髪?と、ムッときたけれど、その友人は「切ったねー、髪」と言ったつもりでした。
発音が微妙に違うと、同じ言葉でも、違う意味に聞こえてしまうんです…。
「アタマが痛いので」の間違いでした。
薬局に、頭がよくなる薬は、売っていませんよね。
エレベーターの中で、一緒に乗ってきた女性に、日本語で「何階ですか?」と聞くつもりが…
「何歳ですか?」と聞いてしまった。
日本女性に「好きなモノは何ですか?」と聞かれた外国人男性。
こう答えた。
ほんとうは、チキンと言いたかったらしい…。
一字違っただけで、妙な言葉になってしまいますね。
日本人の女の子に、「君ってカワイイね!」と伝えたかった外国人男性。
誤って、「君って、コワいね」とずっと言っていた。
知らないって、恐ろしい…。
さて、みなさま、いかがでしたでしょうか?
日本人にとっては、当たり前に普段使っている日本語。
実は、外国人にとっては、理解するのがとても難しいまぎらわしい日本語もたくさんあります。
でも、些細な間違いを重ねながら、だんだん日本語がうまくなっていくんですよね。
思わず笑っちゃう微笑ましい日本語の間違いは、許してあげたくなります!
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