世界の不思議な奇病!不思議の国のアリス症候群、水アレルギー…未知数すぎて怖い病気たち
グロ画像は無し!世界には多くの解明されていない奇病があります。中でも水アレルギーやゾンビ症候群など、思わず不思議なものも…。
人間の体というのはとても不思議なものであり、そしてそこに起こる病気もまたとても不思議なものです。
普段はなかなか聞かないような変わった病やさまざまな歴史を持つもの、非常に特異な症状を示すものを紹介します。
「不思議の国のアリス」は、ルイス・キャロルの名作として知られています。
この物語のなかで、アリスは体の大きさが変わるなどの不思議な経験をします。
これを元につけられた病名が「不思議の国のアリス症候群」です。
不思議の国のアリス症候群は、1955年の研究論文のなかに既に出てきている単語です。
この病気は、物語の世界のように、周囲の物の大きさが通常よりも大きく見える(小さく見えることもあります)というものであり、また時間も正しく感じられなくなったりします。
この大変困った症状である不思議の国のアリス症候群は、幼少期に体験する人も多いほか、風邪等の睡眠時や感染症、片頭痛などによって起こると考えられています。
そばアレルギー、小麦粉アレルギーなど、様々な食品アレルギーはあれど、中でも厳しさは群を抜いているのが「水アレルギー」。
皮膚につく水分によって激痛やじんましんが出て、呼吸困難に陥るなど、日常生活をおくる上で多大な影響がある病です。
食事は水分が少ないもの、またはドライフードなどを食べ、シャワーは数日に1度など。
もちろん汗や涙も極力流さないような生活をしなければなりません。
原因不明、治療法なしの難病です。
フランスの脳神経学者ジュールズ・コタール博士が命名した、別名コダール症候群。
自分を既に死んだ存在だと強く主張したり、身体の一部または内部器官を消失したと思い込んだり。
脳疾患か精神疾患か、原因は判明していません。
「痛みを感じない体」というと、多くの人が憧れるのではないでしょうか。
この特徴を持った病気に、「無痛無汗症」というものがあります。
生まれつき痛覚がない体であり、痛みを感じることができません。
しかしこの無痛無汗症には大きな問題があります。
「痛み」というのは、人間の体からの緊急信号です。
危ないもの、ケガをするようなものに触ると、私たちは「痛み」というかたちでそれを学習します。
しかし無痛無汗症候の人たちはそれができません。
そのため、本人も周囲の人も、常に神経を張り詰めていなければなりません。
けがをしたことを気付かない、ということもあるからです。
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Latte Columnist
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