【第28弾】後味が悪い「意味が分かると怖い話」まとめ(解説付き)
最新版、意味がわかると怖い話まとめ(解説あり)第28弾です。解説を読んだらゾッとすること間違いなし。読むか読まないかはあなた次第です。
話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第28弾。
「意味が分かると怖い話 第1弾~第27弾」よりも、更にレベルアップした”ゾッとする話”を届けます!
読むか読まないかはあなた次第です。
俺は、チャットにハマっていた。
チャットで仲良くなった2人の女子がいて、いつも3人で毎晩のようにチャットで会話していたんだ。
1人はA子。ノリがすごくいい。笑いのセンスもあってボイスチャットでいっつも爆笑の渦。
もう1人はB子。おとないしくしっかりした感じの子だった。
それぞれ性格は違うんだけど、それがむしろ良くて3人の会話は止まらなかった。
まぁそんなある日、とある事情でA子の家に1人で泊まりがけで遊びに行くことになったんだ。
女の家に泊まりがけ。ってそれだけ聞けば最高なんだけど、俺は全くもって行きたくなかった。
なぜならA子は重度のメンヘラだったから…。
チャットで会話するには楽しいんだけど、実際に会うってなるとね…。
でもどうしても行かないといけなかった理由は割愛する。
A子の家に到着し部屋に入ると、それはそれは異様な空気だった。
部屋は真ピンクで、人形やらヌイグルミやらが散乱していた。
床は男でもってここまで散らかさないだろうというほど散らかっていて、色んなところにナイフやらメスやら注射器やら訳わからん薬が転がっていた。
俺は予想以上の異常さに動揺していた。
そんな中帰れる訳もなく1泊して朝を迎えた。
A子とは別の布団で寝ていたのだが、ふとA子の方を見ると布団が血まみれだった。
その血はA子が自分で自分を傷つけていたためだった。
A子はぐっすり眠っていたが、自分が寝ている間に何をしていたのか想像するとゾッとした。
一刻もはやく逃げ出さないとやばい。
そう感じた俺は取ってつけたような理由で予定より早く帰った。(ほんとは二泊する予定だった)
恐ろしさと動揺で、俺は震えていた。
でもこのことを誰かに伝えたくて仕方なかった。
家についてすぐにPCを開いてチャットを見ると、タイミングよくB子だけがチャットルームに入室していた。
よし、B子に今日のことを話そう…。
俺「A子の家行ってきたんだけどさ、散々だったよw適当な嘘ついて逃げるように帰ってきたw」
B子「うわ~最悪だね」
俺「でしょ~。参ったよ」
B子「うん、ほんと最悪。最低だねアンタ」
「え?」
B子の言ってる意味がわからなかった。しかも「アンタ」ってそんな呼び方B子にされたことない。
とその瞬間A子がチャットルームに入室してきた。
過去の会話は見られないと分かっていながらも俺はドキッとした。
A子「ふ~ん」
B子「アンタ」
A子「逃げるように」
B子「帰ったんだ」
A子とB子は同一人物だった。
先日病院に入院しているお母さんに
トトロに会ったことを書いて手紙を送りました。
そしたらすぐにお返しの手紙が来ました。
本当にすぐに来たんです。
かなり急いだのかところどころ字がまちがっていました。
『お手紙読みました
とってもすできですね
今日は体のぐめいが悪くてお散歩にいけません
薄暗い病院に要ると気が滅入っちゃう
はやくげ源気にならなくちゃ
またおて神書きます
いつのまにか五時前です
お家のことよろしくお願いね』
お母さんったら…。
いっぱい字をまちがえてる。
お手紙はゆっくり丁寧に書けって、いつも言ってたのに
五時前=誤字前
なので、手紙の中に出てくる誤字の一つ前を読む。
すると、「すぐにげて」となる。
あ~あマズいな…またこんな時間だ。
最近残業続きで帰りが遅いから、妻が少し拗ねているんだ。
今日こそ早く帰るって言ったものの、結局この時間だ。
また明日まで口きいてくれなくなるかもな。はぁ…。
ガチャ…。
あれ、電気消えてる。いつもは帰ってきた途端プンプン怒り出すのに。
今日はふて寝でもしてるのか?
ただいま……やっぱり。こんなに暑いのにすっぽりと布団かぶって…。
「おいー、遅くなってごめんな。すねないでくれよ。
お詫びにケーキ買って来たんだ、一緒に食べよう。コンビニのだけどさ。
ホラ、起こしてやるからこっちおいで?」
拗ねている妻も愛らしくて好きだ。
カチャカチャ、ガチャッ!
「?」
「ただいま~!あなた、ごめんなさい。急に友達から食事に誘われて…。ご飯食べた?」
布団の中にいるのは、妻ではなかった。
友人に「肝試しに行こう」と誘われ、彼の車で出かけた。
着いた場所は、先日小さな子どもの惨殺事件のあった場所だった。
車で誘拐されてそのまま殺されたが、未だ犯人は捕まっていないらしい。
発見現場に着くと、そこには多数の花が供えられていた。
なんだか、こんな場所に遊びで来るのは不謹慎だと思って落ち込んだ。
その時だった。
突然、「バンバンバン!」と俺の座っていた助手席側の窓をたたく音がした。
「うわあああああ」
俺たちはあまりの恐怖に絶叫しながら猛スピードでその場を離れた。
少し離れたコンビニでとりあえず落ち着こうと車を止め、ジュースを買いに車から降りた。
ふとドアを見たときに衝撃が走った。
手形だ。助手席側の窓一面に小さな白い手形。
コンビニのライトに照らされたくさんそれが浮かび上がっていた。
俺たちは二人で顔を見合わせた。俺は多分真っ青な顔だったと思う。
「気味が悪いから消そう。」
おれはそう言って、その窓を震えながらも袖で拭おうとした。
しかし、何度も拭うが全然落ちない。
よく見るとその手形は全て、窓の内側、車内からつけられたモノだった。
「これって…」
と、言いかけて俺は息を飲んだ。
気づいてしまったんだ。とんでもないことに。
犯人は友人で、子供は助手席側で殺された。
俺の住んでいるアパートに火災報知機の設置がされることになった。
「工事をするから○月○日は部屋にいて下さい。」と大家さんに言われたが、
その日は仕事でどうしても休めなかった。
「勝手に入って設置して下さい。」と、大家さんにお願いしておいた。
その日、仕事中に大家さんから携帯に留守電が入っていた。
「困るんですよ、勝手に入ってくださいって言ってもねチェーンかけられちゃ入れないんですよ。
お隣さんの明日の予定と替えてもらったんで明日はチェーンかけないでくださいね。」
仕事で出かけているのだから、チェーンをかけられるはずがない。
チェーンは、内側からしかかからないので、誰かが部屋にいた。
夏休みのこと。
午前中で部活を終えた俺はくたくたになりながら帰ってきた。
昼飯食べて、そのまま疲れてリビングで寝てしまった。
起きた時にはすでに時刻は夕方だった。
家にいるのは、別室にいる母親だけのようだった。
目を覚ますためにシャワーを浴びて、着替えを取りに2階の自分の部屋へ行った。
すると、隣の姉の部屋からなんやら声が聞こえた。
姉ちゃんも家いたのか。
よく聞くと笑い声だった。
声を押さえながらも、笑っちゃってるみたいな声。
さては何か変なテレビでも見てんだな。まぁ興味ないけど。
あ。そういえばこないだ姉ちゃんに貸した本返してもらわなきゃ。
と隣の部屋をノックしようとした
その時、下から母親の声が聞こえてきた。
「○○ー(俺の名前)!お姉ちゃん今バイト終わって帰ってるんだけどなんか買い物で頼むものある?」
「…」
俺は急いで階段を駆け降りた。
隣の部屋にいるのは、姉ではない。
「意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
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