インテリアコーディネーター直伝!お部屋をアースカラーにチェンジするコツ (1/2)
秋冬のお部屋コーディネート術。リラックスできるアースカラーを、家具や雑貨に取り入れるコツとは?
こんにちは、インテリアコーディネーターの林通子です。
街を行く人々の装いにも四季の移ろいを感じ、日一日と秋らしくなってきました。
洋服を衣替えし、夏とは異なるファッションやおしゃれを楽しむように、お部屋にも秋らしさをプラスしてインテリアを楽しんでみませか?
大掛かりな模様替えではなく、色使いのちょっとした工夫でおしゃれなオータム・インテリアを演出することができます。
お部屋の中でも、カーテンやソファ、ラグなどは、インテリアの大部分を占めるので、お部屋の印象を大きく左右します。
秋らしく、少し落ち着いた雰囲気にするには、まずこれらをアースカラーにしてみましょう。
アースカラーとは、その言葉通り、地球の色、自然の中に見られる色のことです。
大地や木の幹の色、そして、空や海の水の色、新緑から紅葉へと季節により変化する木の葉の色など、つまりブラウン、ベージュ、カーキ、砂色に近いグレーなどです。
最近では、流行のようによく使われているグレージュというグレーとベージュの中間の色もあります。
これらの色は、ナチュラルな印象で、優しく、温かみを感じるとされており、秋らしさを演出するには、ぴったりの色です。
グラデーションのようの同じトーンのアースカラーを使うと、優しく、より落ち着いた感じで、失敗なく仕上がります。
全てを一色のアースカラーにするのではなく、ベージュ × カーキなど、アースカラーをいくつか組み合わせてみるのも動きがあって面白いですね。
アースカラーでお部屋全体のベースを決めたら、次はアクセントカラーを使ってみましょう。
アクセントカラーは、全体の色調に変化をつけたり、ベースをなるカラーを引きたたせたりする役割があります。
ベースカラーの大面積に対して、クッションや小さめのラグ、テーブルランナーなど、小面積のアイテムに使ってみましょう。
このとき、気を付けたいことは、寒色系にするのか、暖色系にするのかということです。
下の写真は、青や緑などの寒色系のアクセントカラーにしたインテリアの例です。
涼しげでクールな印象になりますね。
夏に涼しさを演出するにはいいかもしれません。
暖色系のアクセントカラーにすると
一方、赤やオレンジなどの暖色系の色を用いると、下の写真のようになります。
温かみがあり、優しい印象になりますね。
また、時期によってアクセントカラーを変えてみても面白いでしょう。
ハロウィンにはかぼちゃのオレンジや黒を加えてみたり、クリスマスが近づくとクリスマスカラーの赤やグリーンにしてみたり…。
小面積なので気軽に変えられるのもいいですね。
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京都・滋賀を中心に稼働中のインテリアコーディネーターです。日々の暮らしを愉しみ、心地よく過ごす・・・そんな空間創りをお手伝いさせていただきます。
ホームページ:interior design LaBlanche (https://www.lablanche0721.com/)
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