日本には個性あふれる記念日が毎日設定されていますが、中でも最近注目（というよりは驚き）を見せているのが、9月14日の「メンズバレンタインデー」なる記念日。

一見すると「男同士でチョコを贈る日なのかな？」と勘違いされやすいのですが、そうではありません。

メンズバレンタインデーとは、男性が女性に下着を贈り、愛を告白する日として、1991年に日本ボディファッション協会が制定しました。

ちなみにこの協会は女性用インナーやナイトウェアのメーカー団体で、なるほど販売促進のために記念日を…？という邪推は置いておき、とにかく9月14日はメンズバレンタインデーの日として認定されています。

愛を告白する前に下着を贈るのは、日本人男性にはなかなかシビアな告白方法なのではと、ネットでも騒めきが。

男性が女性に下着を贈るということは、以下の意味合いが含まれていると認識されています。

よく考えると、女性にとって下着は、バストの形崩れや下着ズレなどを防止するため、サイズぴったりのものでなければなりません。

サイズ数値だけが同じであっても、着用してみた時のフィット感や付け心地、素材、デザインはとても重要なもの。

ですから、男性が贈る場合、相当相手の女性の体型を知り尽くしていなければなりません。

知り尽くしていたとしても、ベストランジェリーを選ぶことが出来る確率はかなり低いものと考えられます。

もし、告白のきっかけとしてメンズバレンタインデーを活用したいということであれば、下着よりナイトブラ、またはパジャマがおすすめです。

ナイトブラは比較的サイズ感もゆったりしており、また「買わなきゃ」「つけた方がいいんだろうな」と思いつつ持っていない人も割といますので、贈り物としてはおすすめ。

ちなみに大手下着メーカーのワコール調査によると、ナイトブラを付けていない女性は全体の約3割に上るとのことでした。

パジャマであればさらにセクシャル感を薄めることが出来るうえ、サイズもさほど気にすることなく購入することができます。

いくらメンズバレンタインデーの日といえど、インナーやナイトウェアを贈られては警戒をする女性も多いかと思います。

「体目当て？」と思われないよう、きちんと以下のポイントを抑えて告白をしましょう。

上記3点を順守することで、女性側の警戒心やドン引き精神も緩和する…はずです。

しかしなぜ秋口にバレンタインという名称を使用したのでしょうか？

ちなみに同日は、セプテンバーバレンタインという、女性が男性に別れを告げる日でもあります。

メンズバレンタインデーとして下着を贈ったら、セプテンバーバレンタインとして別れを告げられないよう、慎重に告白してくださいね！