勉強しない子供には「薄い問題集」を与えよう。やる気をアップさせる参考書の選び方
子供の夏休みの宿題・自由研究は終わりそうですか?勉強をしたがらない子にやる気を出させる問題集・参考書の選び方を紹介!
こんにちは、数教研の米田淑恵です。
夏休みにやる学校の宿題は終わっているでしょうか?
既にほぼ済んでいるお子さんもいれば、まだまだ遊んでいて全然手つかず、という方もいるでしょう。
いずれの場合も事前に予定をしっかりと立てているのならば、夏休みの最終日に「まる子ちゃん」や「カツオくん」のようになることは避けられると思います。
ところで、1学期の終わりごろにたまたま用事があり書店をのぞいたら、たくさんの親子連れが問題集のコーナーで参考書や問題集を選んでいました。
おそらく1学期の成績をみて、夏休みに取り組む問題集を選びにきたのでしょう。
なかには3cmほどの厚さの参考書と問題集が合体したものを購入している方もいました。
問題集選びは意外と難しいものです。
というのも、どの単元ができていないのかを正確に把握するには、ある程度学力テストなどで確認する必要もあり、ピンポイントで学習すること自体が難しい科目もあります。
たとえば算数ではかけ算はわりとできるのにわり算が苦手だったり、またその逆もありますし、文章題を図式化することになれていなかったり、国語の問題も絡みあって文章題が苦手だと感じるお子さんも少なくないようです。
当然、夏休みのような長期休暇で復習をしたいと思って書店へ足を運ぶことになるのですが、今回はその問題集の選び方を考えてみたいと思います。
夏休みといえども、イベント事や遊びの予定などもあるため、想像以上に時間がないのが本当のところでしょう。
となると、あまり厚手の問題集を購入してしまうと夏休み中に終わらせることができなくなり、達成感ももてません。
そこでお薦めなのが、10日間や1週間などで終わる薄手の問題集です。
これらはいずれも「10日でできる」「7日間達成」などわかりやすいネーミングで夏休み用の問題集として書店でおかれています。「1学期復習」というものもありますね。
どれを選ぶのかはお子さんと一緒に考えてみるとよいでしょう。
問題集にも当人が気にいるものとそうでないものがあります。
ですからお母さんが「これがいいわ」と思ったとしても一応お子さんと相談して本人に決めてもらう形をとると、「自分で選んだから」と頑張ってくれることが多いです。
教科に関しては、親にしてみれば「全部やってほしい」ところですが、いきなり全部はちょっと負担がありますから、一番苦手な科目から取り組むとよいと思います。
苦手なのは「できないから」という事がよくあります。つまり「できる」ようになれば「好きな科目」にもなりえるのです。
10日で終わるような薄い問題集ならば、おそらく夏休み終了までに終えることもできます。
一冊をしっかりと終わらせることができれば「ボク(わたし)もできるんだ」という意欲的な気持ちになるでしょう。
ぜひ一度書店をのぞいてみてください。
|
|
こんにちは。
数教研千里中央教室の米田です。
豊中市・千里中央の新千里西町会館にて、週2回皆さんと楽しく学習しております。
子ども達の「わかった!」という言葉を聞くのが何よりうれしいです。
ブログも毎日更新中です。一度のぞいてみてください。「数教研千里中央教室へようこそ」で検索。
|
|