現代の「仏壇」がモダンでおしゃれ!収納、置き場所やデザインの進化を探る。
ご先祖様を敬う仏壇。最近では現代住宅の事情により、置き場所や収納、モダンでおしゃれなデザインによりインテリアとも合う見た目に変化しているようなのです。
昨今は和室がある家が減り、核家族化で狭小住宅が増え、仏壇を置くスペースも難しくなってきています。
そこで最近注目されているのが現代仏壇。
現代の生活様式に添った仏壇です。
専門のスタッフがいる仏具屋さん「GALLEY memoria(ギャラリーメモリア)」よりお写真を借りつつ、現代仏壇についてご紹介していきます。
これまでは「こうしなくてはいけない。」と思いがちだった仏壇の祀り方ですが、最近ではルールよりも気持ちが大切になってきています。
「こんな風にしてあげたい。このように手を合わせたい。」その気持ちが一番大切で心があれば故人もきっと喜んでくれるはずです。
今のインテリアに合わせた、ライフスタイルに合わせた自分らしい個性を形にした仏壇の飾り方でよいのではないでしょうか。
こちらは省スペースにもなる壁掛け式の仏壇です。
また、ちょっとした棚を利用して祀る方法。
それぞれの思いが形になっていますね。
これが現代の仏壇の飾り方だと思います。
他のインテリアと調和した仏壇が増えました。
昔のような黒い仏壇ではなく、明るい仏壇で家具調の仏壇です。
選ぶ時も家具を選ぶ感覚で選ぶことができます。
仏具もずいぶん様変わりしました。
こちらもご自身の好みで予算に合わせて選ぶことができます。
基本的には花立、香炉、火立、茶湯器、仏飯器がセットになった仏具が多いです。
仏壇から仏具までトータルコーディネートしてみるのも仏壇を買う際の楽しみとなるかもしれませんね。
場所も、特にこうしなくてはいけないといことはないようです。
できればみんなが集える場所に置きたいものです。
また限られたスペースしかない場合は、置ける場所に置く。
とにかく住む人の負担にならず、祀りやすい場所に置くことが大切だと思います。
ただ直射日光やエアコンの風が直接当たる場所は避けた方がいいでしょう。
例えば、こちらのケースはリビングからこのように良く見える場所に配置しています。
何気ない日常の中でよりご先祖様を感じられる場所です。
仏具もよりコンパクトにそしてよりお洒落に変わってきています。
「りん」もその一つ。
「たまゆらりん」という商品名で、丸くて可愛いきれいな音色のものが販売されています。
高炉、高炉灰も変わってきました。
こちらは、見た目にも綺麗な高炉灰の代わりとして使える石です。
こちらも決まりはありません。
故人が好きだった花を供えたり、日持ちがする花を供えたり、好きな花を供えたり、あるいは造花を供えたり、またその際に好きな香りをつけてもいいでしょう。
仏花も無理のないように供えることがベターだと思えます。
一体型の仏壇には仏具を収納するスペースもついています。
ここにまとめて仏具やお線香、ろうそく、お手入れ用品を置くことができます。
こちらは無印良品の竹材ボックスを使って収納した例です。
仏具などがすっきりと収まります。
仏壇が変化したように、盆提灯もモダンなすっきりとしたデザインの物が増えてきました。
ご先祖様をお祀りすることはとても難しく考えがちですが、このようにライフスタイルに合わせた無理のない祀り方が実は一番大切なのだと思います。
これは私自身が仏壇を買う際に学び、感じたことです。
「できる範囲でできることをする。」それが故人とあなたを結ぶ形だと思います。
画像協力
GALLEY memoria(ギャラリーメモリア)」 http://yagiken-memoria.com/
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はじめまして♪
夢香里(ユカリ)と申します。
インテリア、ファッション大好き主婦としてブログを運営しています。
ブログ情報:「Y's Cafe」→http://palza.rakuten.co.jp/yukariru/
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