
婚約指輪の定番「ダイヤモンド」の選び方。品質基準「4C」とは (1/2)
婚約指輪・結婚指輪と言えばダイヤモンド。価値(ランク)や価格を決める品質基準「4C」とは、どんな意味があるのでしょうか。マリッジリングの宝石の選び方を解説します。
こんにちは、リングプランナーの飯田馨です。
婚約の証として贈る婚約指輪。
贈る理由の多くは「昔から憧れていた」から。
その婚約指輪のイメージと言えば、素材はプラチナで宝石はダイヤモンドでしょうか。
実際に、ほとんどの方の婚約指輪に選ばれています。
2人が納得できる指輪選びを
最近では、プロポーズ前に女性から断ることもあるそうです。
婚約指輪にお金を掛けるのはもったいない、というのがその理由。
しかし、男性にとってはケジメの意味もある婚約指輪。
どうせ買うなら、2人にとって良い婚約指輪を選びたいですよね。
そこで今回は、ダイヤモンドをの品質を知るための4つのC「4C」についてご紹介します。
カラットは、ダイヤモンドの重さを表します。
1カラット=0.2グラムです。
重さと大きさは比例しますので、重い方がより輝きは増します。
その理由は、昔、ダイヤモンドがイナゴマメ何粒分の重さか、で取引されていたことに由来します。
地中海から中近東・インドで採れるイナゴマメの乾燥種子の重さは、約0.2 gと均一に採れたため、分銅として使われていたのです。
カラットは、ギリシャ語のイナゴマメを意味する「キャラテイオン(keration)」が語源だと言われています。
クラリティは、ダイヤモンドのキズや内包物を評価したものです。
評価は11段階に分かれています。
- FL:10倍の拡大で内包物が見つからない
- IF:外部に微細なキズが見られるが、10倍の拡大で内包物が見つからない
- VVS1~2:10倍の拡大で発見が非常に困難な内包物がある
- VS1~2:10倍の拡大で発見が困難な内包物がある
- SI1~2:10倍の拡大で発見が容易だが、肉眼では困難な内包物がある
- I1~3:肉眼で発見が容易な内包物がある
10倍の拡大鏡でキズが全くないのは「FL」や「IF」です。
しかし、数も少ないことから、内包物の発見が極めて困難な「VVS」以下をお勧めしているところが多くなります。
また、日本では純粋無垢や無傷のイメージを大切にする方は多く「SI」が婚約指輪に相応しいかどうかは、意見が分かれます。
見た目でも内包物が分かる「I」は、ほとんどのところで扱われていません。
1919年にマルセル・トルコフスキーが見出した、ダイヤモンドの光学的特性に基づいたラウンド・ブリリアント・カット。
そのラウンド・ブリリアント・カットのプロポーション(形)とフィニッシュ(仕上げ)により、カットの5段階の総合評価がなされます。
- Excellent(エクセレント)
- Very Good(ベリーグッド)
- Good(グッド)
- Fair(フェアー)
- Poor(プアー)
なお、婚約指輪では「Fair」や「Poor」は扱われません。
カットは、ダイヤモンド選びでも重要な要素となります。
ダイヤモンド自体が光を発する訳ではなく、外の光を一度受け止めて、その光を反射してキラキラと輝くのです。
つまり、光を上手く反射できずに、輝きが落ちているのはカットが悪いのです。
プロポーション(形)とは
プロポーションとは、様々な鑑定要素を含んでいます。
下記はその一部です。
- ダイヤモンドの深さ
- ガードルの厚さ
- テーブル径
- ファセットの角度
ダイヤモンドは、屈折率が非常に高く、プリズム効果と呼ばれる色の発散が大きくなります。
そのため、プロポーションの優劣は、ダイヤモンドの輝きに大きく影響するのです。
ダイヤモンドの美しさにおいて、表面の状態も重要です。
一面が均等か、面に歪みがあるかで、表面部分の光を跳ね返す強さに影響します。
また、ダイヤモンド内部に入った光は分解されるため、対称性(シンメトリー)でなければ輝きもまばらです。
フィニッシュとは、以下の項目から成っています。
- シンメトリー(ダイヤモンドの形状やファセットの対称的な配置と場所の正確さ)
- ポリッシュ(研磨済みダイヤモンド表面状態)
フィニッシュの優劣もまた、ダイヤモンドの美しさに大きく影響します。
他にもファンシー・シェープと呼ばれる「オーバル」「ペアシェープ」「マーキーズ」「ハートシェープ」「プリンセス・カット」なども人気はあります。
しかし、日本で婚約指輪と言えば、ほとんどがラウンドカットです。
無色透明に近いほど、希少価値が高くなるダイヤモンド。
婚約指輪に使われるのは、無色系ダイヤモンドになるでしょう。
カラーの等級は、D~Zの全23段階に分けられ、無色透明の「D」を最高位とし、黄色みを帯びるほど「Z」評価に近付きます。
D~Gまでは、無色ないしほとんど無色で、目でその色を確認するのは困難です。
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