実は怖い「漢字」の都市伝説。意味と成り立ちの由来にゾッ…
漢字の語源や成り立ち、その意味を学校で習いますが、漢字の由来には信じられない怖いものも数多くあります。今回はそんな漢字にまつわる都市伝説をご紹介していきます。
実は怖い漢字の成り立ち。
普段何気なく使っている漢字の、その意味とは…。
古代中国より伝来した「漢字」。
日本人にはなくてはならないこの文字ですが、その成り立ちの多くは姿・形を置き換え、表わしたものです。
その中には、知らずに使っているものの、成り立ちの意味を知るとゾッとしてしまうような漢字も存在します。
今回は、皆が常用で使う漢字の中から、思わず「え…」と思ってしまうような、少し怖い由来の漢字たちをご紹介します。
国民、臣民などでよく使われる「民」という漢字。
もともとは、奴隷や信徒、部下の目に針を突き刺し、目を見えなくさせた様子を表わしているそう。
おそらく「たすき」の部分が針と思われます。
「取る」などで使われる漢字。
分けると「耳」と「又(手の意味)」になります。
もともとは、戦場などで武勲を上げるため、倒した敵の耳を、手に持った刃物で切り取っていたことから。
「耳を取る」=敵の命ごと全て奪う、自分のものにする行為「取」から出来上がった漢字です。
賢者、賢いなど、総じて聡明な様子を指すこの感じですが、「臣」「又(手の意味)」「貝」で成り立つことから、その由来はいわくつきです。
昔の中国では、聡明な人間の目を潰し、神への捧げもの、つまり奴隷(臣)としたことから来ている一説も。
〇〇県などで使われる、この漢字。
頭と髪の毛を表わす「首」をひっくり返した形から来ています。
古来の中国では、国の権力者に逆らった反逆者や罪人たちの首を逆さに吊るして、見せしめにしていました。
権力者(国の中枢)に逆らう人間を粛清し、首を逆さにぶら下げた由来から、「県」は地方の意味合いも受け継ぐこととなったようですね。
「幸せ」という意味のめでたい漢字と思いきや、実は刑罰を受ける際の「手かせ」から来た漢字が由来。
死刑にならず「手かせ」で済んだことから、幸せという意味に…。
古代中国で、自領から外へ抜ける道に「敵の首」を埋めておき、敵襲を防ぐまじないを行っていたことから。
埋めるのではなく提灯代わりに吊るしておいたという説も…。
患者や疾患など、病気系によく使われる漢字。
「串」と「心」で構成された文字からも分かるように、心臓に杭(串)を打たれた様子から成り立ちました。
児童、童心など、子供に関係の深い漢字。
辛+目+重の形声文字で成り立っており、目の周辺に刻印を入れられ、重いものを持たされた奴隷の意味合いや、目を刃物で刺された奴隷の説もあります。
どちらにせよ、抵抗のできない弱い存在(奴隷)という由来からできており、現在は子供関連の漢字に広く使われているもの頷けます。
十字に切り裂いた様を表わした指事文字。
一説では、古来中国の罪人の腹を捌くとき、十字に切ったことから。
号泣、号令など、大声を出す際によく使われる漢字。
神への捧げものや刑罰で生き埋めにされた人が、口を大きく開け、身体を折り曲げて泣き叫ぶ様子から。
なんだか戦争や処刑などに繋がるものが多いような…。
古代中国のこわ~い歴史が垣間見えるようですね。
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