【事なかれ主義のデメリット】「自分の意見を言えない人」が今すぐ意識すべきこと

自分の意見を言わない、いつも他人に合わせてばかり。「大人しい」「協調性がある」一方、相手任せでストレスが溜まりませんか?ここでは1つの改善方法をご紹介します。

執筆者: 松幸恵 職業:コンサルタント
自分の意見が言えない!事なかれ主義、消極的な性格の人へ

自分の意見を言わず、周りに合わせてしまうタイプの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、波風が立たず、もめごとや争いごとは少ないかもしれませんが、実は同じだけデメリットもあります。

 

「自分の意見を言わない」ということは、控えめ、協調性があるということでもありますが、裏を返せば「自分を出せない」「自分の軸がない」ということにも繋がりかねません。

 

 

自分の意見を言わないことによるデメリットは?
自分で決めないと、他人に依存してしまう

周りに流されていれば楽ですし、そういう時があっても、もちろん良いでしょう。

 

ですが、いつまでも自分の考えを言わず流されていると、自分の芯がなく、誰かに依存しないと生きていけなくなってしまいます。

自分で責任を負わない他人任せの人生は、楽ですがそのぶんツケは必ず回ってきます。

 

人間関係の負のループに陥りがち

また、自分と気の合わない人であっても、いなくなると困るからまた合わせる。

言いたいことを我慢し続けるとストレスが溜まる。

 

こうして人間関係の負のループに陥ってしまいます。

 

自分を抑えつけていると、存在が薄くなる

さらに、何も言わないことで、存在を軽んじられてしまう可能性もあるでしょう。

「この人は文句を言わないから」と、ずる賢い人に利用されるだけされ続けてしまいます。

 

自分の意見をアウトプットする習慣をつけよう

ストレスを溜めないよう、少しでも意見を言う!

自分は、本当は「こう思ってる」「こうしたかった」という思いがどんどん重なると、ストレスとなり辛くなっていきます。

 

そうならないためにも、日頃から自分の意見を言うようにしましょう。

 

考えを外に出す習慣をつける

強い自己主張ではなくて大丈夫。

パンにつけるジャムは、どの種類にするか程度のことでもOKです。

とにかく、自分の考えを外に出す癖をつけましょう。

 

何が食べたい、どんなお店に行きたいなど、プライベートのことからまずはアウトプットする癖をつけるのです。

なんでも人任せの友人はいませんか?

この人たちは、アウトプットの姿勢が身についていないと言えます。

 

また、いざという時「NO」と言える意識があるのとないのとでは、心の余裕も違ってきます。

 

お互いが、気持ちの良い関係を築けるようにする

逆に、周りに意見を言わない、言えない人がいる場合は、少しだけ助け舟を出してあげて下さい。

「AとBどちらが良いかな」と聞いてあげるのです。

 

相手も返事をしやすくなるので、意見を言わない相手にイライラするより、ずっと健全なコミュニケーションが取れるようになります。

 

自分の意見を言わないということは、相手任せにするということ

関係性によって対応方法は様々あると思いますが、相手に合わせるだけでは良好な関係性は築けません。

今、自分の意見を言うのが苦手な人は、少しずつでも良いので自分を出していく「習慣」を作っていきましょう。

 
 コラムニスト情報
松幸恵
性別:女性  |   職業:コンサルタント

普段はコンサルタントの仕事をしておりますが、
幼児~大人まで幅広い教育に関心が強く、
教育関係の団体で活動もしております。

誰かの為に、
少しでも誰かの支えになれるようにと、
そんな気持ちを持って
主に教育、時々コンサル目線でのあれこれを
様々な観点から書いていきたいと考えております。


よろしくお願いいたします

 

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