固いお肉を柔らかくする方法8選!安い肉を美味しく食べる下ごしらえ術

執筆者: 釘崎アンナ 職業:サブカル研究家
お手頃価格のお肉をやわらかく食べたい!

お肉の値段はピンからキリまで。

安いお肉だと、調理方法をしくじると非常に固く不味い料理に仕上がってしまいます。

 

しかし、これらの格安お肉も、下ごしらえで充分美味しく、柔らかくすることが出来ます。

 

 

お肉を柔らかくする下ごしらえ術
すりおろし玉ねぎに浸ける

すりおろした玉ねぎに肉を浸け、冷蔵庫で半日ほど置きます。
匂いが強いので、密閉できる容器や袋が良いでしょう。

玉ねぎに含まれる酵素により、肉が柔らかくなります。

 

ビールなどの炭酸に浸ける

ビールやコーラなどの炭酸飲料に、10分ほど漬け込みます。
焼く前に洗って、水分を拭き取れば、炭酸飲料の味がつくことはありません。

炭酸に含まれる炭酸水素ナトリウムが、肉を柔らかくします。
また、臭みを取る効果もあるのです。

 

牛乳に浸ける

肉を、牛乳に30分以上浸けこみます。
半日以上おくと、より効果があるようです。

牛乳には肉の繊維を分解する力があるため、肉が柔らかくなるのです。

筋切りする

触った時に、明らかに固い筋の部分だけを処理すれば大丈夫です。

包丁の背で、全体を縦横に軽く叩いて下さい。
瓶の底で肉を叩く方法でもOKです。
特に固い筋は、包丁で2~3箇所切り込みを入れます。

あまり神経質に筋を切ると、歯ごたえがなくなるので注意しましょう。

 

生パインの輪切りで挟む

皮側のいらない部分を細かく切り、お肉と一緒に浸けておきましょう。

パインの酵素はお肉を柔らかくする効果が非常に高く、浸け過ぎると今度はお肉がグズグズになってしまいます。

15分以内にしておきましょう。

 

また、缶のパインに酵素は含まれていませんので、ミニサイズでも構いませんので、生のパインを購入しましょう。

 

 

お酢に浸ける

お酢の酸がお肉を軟らかくするほか、さっぱりとした味付けにしてくれます。

 

焼く前に、もうひと手間。
片栗粉をまぶす

お肉の表面に片栗粉をまぶし、そのまま焼きましょう。
片栗粉が膜となって肉汁が飛び出ず、パリッとしながらも中身はジューシーに仕上がります。

 

牛脂を表面に擦りこむ

もしお肉のパック内に「牛脂」がセットでついてきたなら、使わない手はありません。

お肉の表面を軽くフォークで刺し、牛脂を擦り込んでラップで数時間ほど寝かせておきましょう。

 

それから焼くと、高級肉のようにジューシーなお肉へと仕上がります。

 

 

まとめ

スーパーでお手頃価格で売られているお肉も、きちんと下ごしらえで柔らかくしておけば、ジューシーなお肉へと変身します。

 

素材は安くても、アイデアと工夫で美味しいメニューを作ってみてくださいね。