【最新】音楽ジャンルの意味・定義。実は知らない?R&B、EDM、オルタナ、シティポップとは?

音楽のジャンル一覧。最近流行しているあの音楽のジャンルの意味や定義を解説します。(R&B、EDM、オルタナティブロック、シティポップなど)

執筆者: 釘崎アンナ 職業:サブカル研究家

 

本当は分かっていないかも…

世の中にはびこる音楽のジャンル…。

EDM」とか「シティポップ」とか「オルタナ」とか、新しいジャンルも耳にするけどよく意味が分からない…なんて人も多いのでは?

 

そんな定義が難しい音楽ジャンルの意味や定義を紹介します。

 

よく耳にする、あの音楽ジャンルの意味とは?

 

R&B(アールアンドビー)

 

リズム・アンド・ブルース」の略称。”RnB”と表記する時もある。

 

リズム、ビートに乗りながら、ブルース感のある歌を叫ぶように歌うのが特徴。のちのロックンロールなどのジャンルにも影響を与えた。1940年代後半に、ブルース、ゴスペル、ジャズといったブラック・ミュージックが発展する形で生まれた。
Wikipedia「リズム・アンド・ブルース」より

 

発祥は黒人音楽の一種と言われていて、元々は”魂の叫び”を音楽で表現する「ソウルミュージック」と呼ばれていました。その音楽が、よりモダンに幅広い人に受け入れられる音楽となり「リズム・アンド・ブルース」と呼ばれるように。時代の流れとともに、定義や意味は変わっていることやハッキリとした線引きはなく、個人個人での定義も違ったりします。

 

EDM(イーディーエム)

 

エレクトロニック・ダンス・ミュージック」の略称。

 

シンセサイザーやシーケンサーを用い、主にクラブないしは音楽を中心にすえるエンターテインメントの場において、その場の人々を躍らせるという目的のもと作られたダンスミュージックのことである。
曲はDJによって再生されるために制作される事が多く、アーティストは作曲業だけではなくDJ業も兼ねている場合が多い。
Wikipedia「エレクトロニック・ダンス・ミュージック」より

 

最近若者の間でもよく聞く「EDM」というジャンル。

EDMというジャンルは、はっきりとした定義がないとも言われ、ハウス・トランス・テクノ・ダブステップ等のジャンルを含めて呼ばれることもあります。その定義に関しては、様々な論議が交わされているようですが、基本的には「伝統を持たない、新しい形のエレクトロニック・ダンス・ミュージック」、そして「クラブやイベント等で人々を躍らせる音楽」と考えるのがスタンダードかもしれません。

 

オルタナティヴ・ロック(オルタナティブ・ロック)

 

オルタナティヴ(Alternative)とは、「型にはまらない」というような意味を持つ言葉。

つまりざっくりいえば「オルタナティブ・ロック」は「型にはまらないロック」。

オルタナ、オルタナティヴと略される。

 

現在の商業的な音楽や流行音楽とは一線を引き、時代の流れに捕われない普遍的なものを追い求める精神や、前衛的でアンダーグラウンドな精神を持つ音楽シーンのことである。
ジャンル全体の傾向としては、1980年代の米メジャーシーンの音楽への反発からくる1970年代以前のロックへの参照・回帰・昇華(音楽的のみならず、思想的にも)を志向しており、直接的には1980年代のインディー・ロックの流れを汲む。
Wikipedia「オルタナティヴ・ロック」より

 

「オルタナ」と呼ばれるオルタナティブ・ロックですが、ジャンルの線引きはハッキリしていません。個人の捉え方が色々とあるかと思いますが、普段ロックを聴かないリスナーでも馴染みやすい曲調や世界観があったり、ロック以外のジャンルと融合している新しいかたちの音楽であったりすることが多いような気がします。

 

シティ・ポップ

 

1980年代の日本で流行した、都会的な雰囲気を持つポップスのこと。代表的なアーティストでいうと「はっぴぃえんど」など。現代音楽でも、この頃の音楽に影響を受けた音楽を「シティ・ポップ(City pop)」と呼ぶ。

 

日本のポピュラー音楽のジャンルのひとつ。 主に1980年代に流行した、都会的なイメージを前面に出したポップスを指す。ムード歌謡をよりポップで現代的にしたものや、高年齢層へのアピールを強く意識したソフトなロックなどの総称である。「和製AOR」などとも呼ばれる。
Wikipedia「シティ・ポップ」より

 

1990年代には一度その名を聞くことが少なくなった「シティ・ポップ」。しかしここ何年かで自らの音楽をシティ・ポップであると名乗る若年層のアーティストが増え、若者からその親世代までが共感する音楽として「シティ・ポップ」が流行しています。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

今日からは少し自信を持って、現代の音楽について喋れそうですね!気になるジャンルについては、深く調べてみても楽しいかもしれません。

 

 

 
 

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