こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。
目尻のシワがないと10歳若返る、なんていう話をよく聞きますが、目の周りのシワは”ほうれい線”とともに顔の印象を決めるひとつのポイントとも言われます。
年齢や生活習慣によりどうしても避けられないシワではありますが、せめて同年代の女性よりも老けて見えることだけは避けたいですよね。
最近は20代の若い世代から目元のシワに悩むことも多いのですが、実は日常の何気ない習慣が原因かもしれません。
美容液のコマーシャル等で耳にされることもあるかと思いますが、目元の皮膚はとても薄く、頬がタオルくらいの厚さであるとすると、目の周りはハンカチ程度。
目尻が1.4mm、目の下は1.2mm、なんとまぶたは0.8mmの薄さで、顔の頬が2.4mmであるのに比べて半分以下の厚さであることが分かります。
また、目元には皮下脂肪が少ないためお肌の弾力を保ちにくく、その上で1日に約2万回のまばたきをしたり目を酷使することで、日々物理的にもダメージを受けやすい部位になっています。
さらに、目の周りは非常に皮脂腺が少なく皮脂の分泌量が低いため、水分が保持しにくく乾燥によるダメージも受けやすいという、とても過酷な環境にあるわけです。
目の周りに限らず、シワの主な原因は「乾燥」と、「加齢」や代謝の低下により肌内部の構造が崩れてしまうこと。
これらの原因については、皆さんよくご存知で目元の乾燥対策や栄養補給のための美容液を使ったり、マッサージなどを取り入れたりされているかと思います。
しかしそれ以外にも、目元にダメージを与えてしまう習慣を見落としてしまっていることも多いようです。
汗や皮脂で落ちにくいアイシャドウやアイライナー、マスカラなどはもちろん、アイプチやつけまつげなどの”のり”剤によって、毎日目元の皮膚に刺激を与え続けていませんか?
極端に薄い目元にとって、ゴシゴシこする物理的な刺激や、化学物質などによるダメージはそのままシワの原因に直結します。
オシャレも大切ですが、毎日バッチリメイクで目元を酷使するのは避けたいところ。
時にはナチュラルメイクで雰囲気の変化を楽しむのも良いかもしれません。
こちらもほとんどの方でみられるNG習慣のひとつですが、しっかりアイメイクをしたときは、どうしてもクレンジングで一生懸命落とそうと力が入りがち。
メイクが残ってしまうことによっても肌への負担になるので、きちんと落とすことはとても大切ですが、落とし方にポイントが。
アイメイク専用クレンジング、またはコットンリムーバーを活用します。
どちらもコットンを目元に置き、アイシャドウやマスカラを浮き上がらせてからスッと撫でるように「滑らせます」。
実は、このほうがゴシゴシ擦るよりも一番スムーズにメイクが落ちる方法です。
決して擦って皮膚を傷つけ、シワの原因を作らないようにしましょう。
パソコンやタブレット等でのお仕事や読書、映画鑑賞など、長時間に渡るときは「眼精疲労」に注意してください。この目の疲れによって目元の血行が悪くなり、そのことで目の周りにストレスを与えると共に代謝が低下するため、シワの原因につながります。
また、画面を凝視することで、自然と目を細めたりして表情シワの原因になったりもします。
これらの端末を使用する際は、1時間に1回は休憩をしたり目を休ませ、目の周りをリラックスさせるようにしましょう。
また、今日は目を酷使したなという日などは、美容クリームやオイルなどで軽くマッサージしたり、ツボ指圧などを取り入れると効果的です。
コンタクトレンズを使用されている方は、していない方よりもまばたきや付け外しなどで目元に負担をかけることが多くなります。
レンズが乾燥すると目元を触ることが多くなったり、目元のトラブルが増える原因にもなります。
目薬を活用したり、疲れ目ケアをするなどして、目に対する刺激が少なくなるよう心がけましょう。
女性にとって一番気になる目元だからこそ、高価な美容液を使ったり、エステでマッサージを受けたりとお手入れに力が入るものです。
しかし、せっかくケアをしていても、何気ない習慣でその効果を台無しにしてしまっては勿体ないですよね。
日頃から気をつけて、いつまでも若々しい目元を保ちましょう。
|
|
関連コラム
|
|