ダイエットにはいろいろな方法がありますが、全然痩せられない、体に悪そう…そんな方法が多いのも事実です。
中でも食事を置き換えるダイエットは、手軽に実践できますが、意外とカロリーオーバーしてしまいがちです。
また、ダイエット食品は高くつき、金銭的な負担が大きいのもいただけません。
今回はその中でも「お粥ダイエット」の効果とやり方をご紹介します。
食事置き換えダイエットの一つで、毎日の食事のうち、一食をお粥に置き換えるだけの方法です。
お粥は病人食というイメージがあるかもしれませんが、基本はお米を柔らかくしたものです。
脂肪分を含まず、水分で量も増幅されているため、無駄なカロリーを摂取しないで済みます。
単純に食べる量が減り、さらに熱いお粥をゆっくり食べることで満腹感も得やすいので、痩せる効果も期待できます。
また、温かいとろとろのお粥は身体を温めてくれるので、代謝促進にも効果的です。
お粥ダイエットを始める前に、まず置き換える食事を決めておきましょう。
昼食をお粥にするのは難しい方もいると思いますので、朝食か夕食にお粥を取り入れるのがお勧めです。
特に、夕食はカロリーを控えめにしておきたいところ。
眠るだけの身体に高カロリーのものを入れると、寝ている間に脂肪が蓄えられてしまうだけでなく、眠りも浅くなり、健康上の心配が懸念されます。
このことからも、なるべく夕食をお粥にするのが良いでしょう。
お粥はレトルト食品も多くあります。
手軽ですが、塩分や添加物が多く含まれダイエット向きとは限らないので、自分で作るのがベストです。
おかゆは、炊いたお米を鍋で煮込み、好みの味付けをすればすぐ作れます。
5分も掛からない点がメリットです。
実践方法はとても簡単で、毎日お茶碗一杯のお粥を食べるだけ。
たったこれだけですが、物足りないからと言って、夜食や間食をとるのは避けましょう。
カロリーがオーバーする可能性があります。
お粥は消化も早く、慣れると胃が小さくなって、小食で済むようになります。
なお、お粥だけではなく、おかずも一緒に食べるのもポイントです。
お粥のみだと栄養バランスも偏りますし、何より飽きてしまいます。
煮物やおひたしなど、和食中心のおかずをセットにしましょう。
白米でも勿論構いませんが、より栄養素の高い玄米、分つき米などをおかゆにすると、栄養素も補えます。
特に玄米はややパサパサしていますので、おかゆにするとより美味しく頂けます。
お粥の味付けは基本的に塩のみです。
味を薄く感じることがあるため、慣れないうちは塩を多く入れてしまう方もいます。
シンプルだからこそ味付けが難しいとも言えますが、お茶碗一杯にひとつまみ(1~2グラム)ほどが目安です。
塩分過多は、高血圧の元になります。
塩分の摂り過ぎにならないよう、気をつけましょう。
お粥ダイエットは急に痩せるものではありませんが、個人差はありますが、半月程度で体重に変化が現れます。
ひとまず半月ほど続けて、様子を見てみましょう。
半月で1~2キロほど痩せられる方もいるようです。
お粥ダイエットを始めるなら、最初に味のバリエーションを用意しておきましょう。
塩とお米だけでは飽きてしまうので、佃煮を一緒に入れてみたり、焼き魚(鮭など)を入れたり、工夫してみましょう。
|
|
関連コラム
-
-
-
-
colonna
-
|
|