痩せるどころか太る季節、夏。夏に太るのは「冷え」が原因のこともあります。ダイエットにも効果的な、夏の冷え取り対処法を解説します。
みなさん、こんにちは。
ボディデザイントレーナーの花村育彦です。
無理なダイエット・筋肉トレーニングのみを行うのではなく、栄養管理も含めて運動・美容などによって、筋肉隆々といった不自然な体ではなく、自然で美しい体を造ること。(wikipediaより引用)
今回は夏とダイエットの意外な関係について綴っていきます。
「夏になると、なぜだか太るのよね!」と、夏太りに悩まされている人はいらっしゃいますでしょうか。
夏は汗をよく流すことから痩せる季節と思いきや、逆に太ってしまうケースが多いようです。
夏太りの原因は3つ。
それぞれの対策も紹介いたします。
夏といえばジュース、かき氷、アイスと、冷たいものを摂りたくなります。
運動中や大量に汗を流す仕事をされている人にとっては、冷たい飲みものが適していますが、普段の生活においては胃腸を冷やしてしまうことがあります。
胃腸は、全体の脂肪燃焼のうち約40%を担っていると前回にもお伝えしました。
人間は『冷え』に対して、とても弱い生き物です。
胃腸が冷えてしまうと、その機能は半分以下になるとも言われております。
●内臓を温めよう
プロ流"内臓を温める方法"5つ!温活効果で便秘解消、生理痛緩和も
夏の水分補給については、常温の水をお勧めしております。
買ったばかりの冷たい水は、しばらく置いておけば常温になります。
エアコンの効いた環境では、白湯を飲むことも効果的です。
●白湯とは?
ダイエット中はやっぱり「白湯」がおすすめ!プロ直伝”体を冷やさない”飲み物のススメ
夏と言えばサッパリと夏野菜が食べたくなるものです。
夏野菜といえば、キュウリ・ナス・トマト・オクラ・トウモロコシ・ニラ・レタスなどがあります。
そんな健康に良いと言われている夏野菜には、カラダを冷やす効果があるのです。
●夏野菜の種類
夏野菜の種類6つと栄養効能。オクラ、みょうが、ゴーヤーetc…
これには『暖かい時期・地域で採れるものはカラダを冷やし、寒い時期・地域で採れるものはカラダを温める』ということが関係してきます。
たとえば、暖かい地域の沖縄で主に採れるパイナップルは、カラダを冷やす。
寒い地域の青森で主に採れるリンゴは、カラダを温めるといった例が挙げられます。
胃腸の冷えはダイエットには敵でしたね。
ブロッコリー、ニンジン、大根、カブなど、カラダを温める野菜も取り入れましょう。
しかし、どんなに健康に良いとされているものでも、採り過ぎはカラダに良くはありません。
夏野菜も含めてほどほどにしておきましょう。
1日働いたカラダには疲労物質が溜まっています。
そんな中、夏はササッとシャワーだけで済ませてしまうことが多くありませんか?
疲労物質はカラダを温めることによってスムーズに除去ができます。
シャワーだけだとカラダは温まりきらず、疲労物質を蓄積してしまう可能性があります。
疲労が溜まった状態は、言い換えると、血行が良くない状態。
その結果、太ってしまうのです。
38℃~40℃のぬるい湯船に約20分浸かりましょう。
血行を改善し、ダイエット効果もバッチリです。
暑い時期こそ、お風呂がその力を発揮します。
●38℃~40℃くらいがぬるめ
ぬるめのお風呂に浸かる効果って?疲れを取れやすくする入浴のコツ
ただ、お風呂上がりの冷たいジュースやアイスは禁物です。
水分補給は常温の水でしたよね。
これで『夏太り』とはおさらばできそうです。
ぜひ、みなさんの夏の日常生活に取り入れてみてくださいね。
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