子どもの塾、本当に必要?家族で考える教育費計画書の作り方 (1/2)
こんにちは。節約アドバイザーのヨースケ城山です。
まず、教育費は聖域だという考えはもう捨てましょう。
毎年1回教育費計画書というのを作成して、子供達に現実的な進学方法を提案していきましょう。
レジュメ形式で資料作成をして、家族会議という形でプレゼンするというものです。
初めから、教育費はこれだけしか出せないと説明してみましょう。
私立高校は3年間で300万円もかかるが、公立高校は150万で済むという事を子供に説明し、是非公立高校に行って欲しいと話しましょう。
公立高校へ行って欲しい理由はと言うと、大学進学の費用を捻出する為です。。
大学への進学費用は、国公立が4年間で200万円、私立大学では350万円かかります。
これを自分なりの考えで説明します。
生涯賃金は大卒3億円、専門卒2億2千万円、高卒2億円、となっている事です。
また大卒でないと、就職が難しいという現実も説明しています。
現代は、大学に行きたい人は大学を選ばなければ、誰でも行ける時代に突入しています。
その一方で、奨学金の利用者が50%を超えています。
借金をしないと子供を大学に行かせる事が難しい時代になっているのです。
奨学金は、本人が将来返済しないといけない借金です。
この場合の進学率は、50%を超えています。
私の考えでは、このコースが一番安上がりでしょう。
オール国公立の方が、学費の面だけ見ればもちろん一番安上がりです。
しかし国公立に入るには、塾に通うなどして、入学前までに多額の出費をしている事が挙げられます。
意外にも国公立は高くついてしまう事の方が多いのです。
中学生、高校生の塾の平均費用は、月2万5千円です。
単純計算すると、中学1年生から高校3年生まで通うとなると、総額180万円の金額がかかります。
奨学金を借りて大学に通う位なら、塾には行かないで、その分のお金で自分の学力に合った大学に進学する方が経済的です。
これは、経済面だけではないのです。
塾に行くと、その分だけ学習範囲が広がりすぎます。
また塾に行く時間も浪費します。
それよりも、学校の教科書を中心に勉強する事の方が大事です。
この人は東大法学部を首席で卒業して、弁護士になった山口真由さんと言います。
入試の問題は、教科書から90%出る事を考えると、これは良い勉強方法です。
子供にだけ我慢を強いるのではなく、親としても進学費用の準備についても約束(マニフェスト)をしましょう。
- 高校入学までに、公立高校3年間費用150万円を貯めること
- 大学入学までに350万円を貯めること
子供が2人いる場合、高校入学までに2人分で300万円、大学入学までに700万円を貯めるということです。
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社会保険労務士合格者
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンアドバイザー
年金アドバイザー
1973年生まれ。大学卒業後、商売の基本を学ぶため大手100円ショップに入社。1円単位の原価計算の重みを知る。その後、大手スーパーに転職し、値引きやタイムセールを担当。リアルな現場での駆け引きや相場観を養う。またその手腕により東京地区エリアマネージャーとなり、新人採用を年間4000人担当した。
著書「給料そのままで月5万円節約作戦!!」の中では固定費の削減を中心に
ラクして貯めるをモットーに活動している。
ブログでいつも取り上げているテーマは節約全般、社会保険労務士試験 住宅ローン 労働問題 ブラック企業 障害年金 40代の転職 出版について 潜在貯蓄 教育についてなどになります。興味がある方は是非ブログも覗いてみてください。
著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。』
http://kotukotushinai.jimdo.com/
にもまとめられている。
ブログ『節約アドバイザー ヨースケ城山ブログ』http://ameblo.jp/yousukeshiroyama
では、節約だけではなく転職活動、著書、社労士、FPのことを配信中。
【著書】
2012年 給料そのままで「月5万円」節約作戦【ごま書房新社】より発売
2015年 給料そのままで「月5万円」節約作戦がkindle化されました。
2015年 「kindle無料キャンペーン」でベストセラーランキング1位を獲得して販売につなげる方法 発売。
2016年 給料そのままで「月5万円」節約作戦 増補改訂版発売
2016年 「子供の教育費は削りなさい!」奨学金利用者50%以上時代の新教育費計画発売
2017年 給料そのままで「月5万円」節約作戦 増補改訂2版発売
2017年 老後資金は49.9歳までに貯め始めなさい!: 私の老後に必要な資金は2164万円です あなたの金額は? 発売
2017年 人生の3大支出「住宅」「教育」「老後」を節約しなさい!お金の裏技3冊セット: この3つを節約すれば他の節約は不要!発売
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