プロが教える「良いカウンセラー」の選び方。うつや心の傷を悪化させるカウンセラーもいる!
心理カウンセラーが教える、良いカウンセラー・悪いカウンセラーの選び方。 うつやトラウマ、心の傷などを悪化させないために、相談相手はしっかり選びましょう。
こんにちは、心理カウンセラーの田中勝悟です。
長年カウンセラーの仕事をしていると、時折どうしようもないほど悪いカウンセラーに、心をぐちゃぐちゃにされてしまった人とお会いすることがあります。
中には、そのせいで引きこもってしまった人や、うつ病が悪化してしまった人もいるほどです。
今回は、そんな悪いカウンセラーに会わないための見分け方について、お話したいと思います。
カウンセリングは、「クライエントとカウンセラーの相性が大事」と言われますが、悪いカウンセラーはそれ以前の問題です。
悪いカウンセラーの特徴は、まずクライエントを全否定します。
「人間関係が上手く行きません」、「友達ができないんです」と悩みを打ち明けると、「ダメダメ、そんな風に思っているから友達ができないんだよ」と全否定してきます。
そして、たちの悪いことに、それが全否定だということに、全く気付いていないのが特徴です。
平気で「そんなこと、あなたにできるわけないよ」と、あなたのことを知りもしないのに、否定してきます。
悪いカウンセラーは平気で相談に来られた人を傷つけ、それに全く気付かないのです。
また、全くクライエントの話を聴かず、その人の自論や「こうやったら治る」ということを延々とお話するカウンセラーも、あまり良いとは言えません。
「私はどうすれば治るのでしょうか」と尋ねても、「あなたはそれが疑問なんですね」と曖昧にして、決して答えを言おうとはしません。
良いカウンセラーとは、簡単に言えば「あなたの言葉に耳をしっかりと傾けてくれるカウンセラー」です。
そして、ダメなところではなく、できているところ、良かったところ、改善できるところを教えてくれます。
決して全否定をすることはありませんし、悪いところはしっかりと言ってくれます。
そのため、終った後は、「よし、頑張ろう」という気持ちが自然と湧きあがっているものです。
また、疑問に思ったことを尋ねると、しっかりと答えてくれます。
こういう「良いカウンセラー」に出会えた人は本当にラッキーだと思います。
大抵の心の問題、悩みはしっかりと解決できるだろうと思います。
さて、見分け方ですが、これは最初に会って話をしたときの印象で決めるといいでしょう。
最初に悩みを話した時に、良く聴きもしないで「ダメダメ、そんな風に考えたら、良くならないよ」といきなり否定し始めるような人は、「悪いカウンセラー」の可能性が高いでしょう。
もし、カウンセリングで「傷ついた」「この人は無理」と感じたら、そのカウンセラーのカウンセリングは、受けないようにした方が賢明です。
どうぞ「この人には、これ以上話したくない」という自分の気持ちに素直になってください。
その気持ちは、恐らく正しいものだと思います。
しかし、話してみて「もう少し話してみたいな」と思ったとしたら、その方は「良いカウンセラー」の可能性が高いです。
その気持ちに正直になって、しばらくは通い続けて様子を見ましょう。
その中で、解決の方向性が見えてくることもあります。
この記事を読んでいる人の中にも、悪いカウンセラーに当たってしまって、心身ボロボロになってしまった人がいるかも知れません。
心理の専門家から全否定されたと思うと、死にたいほど辛く感じたとしても当然です。
「私が悪かったから」とグルグル考えてしまう人もいます。
悪いことは伝えますが、全否定することは決してありません。
なぜなら、人間には悪い部分もあれば、良い部分もあるからです。
カウンセラーはその良い部分をしっかりと見ていくのが本来の仕事で、否定的な面ばかり見る人はカウンセラーに全く向いていない人です。
カウンセラーに否定されたからといって、どうぞ気持ちを落とさず、前を向いて頂きたいと願っています。
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病院と学校で心理カウンセラーの仕事をしています。
多くの方の幸せに貢献できるようなカウンセラーをめざし、日々勉強中の身です。
少しずつ、成長しているのかな?と迷いながら前に進んでいるという感じです。そんな中で私が感じたことコラムでお伝え出来ればと思っています。
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