昭和の懐かしい生活雑貨たち。レトロで可愛い食器9選
前回は、昭和のレトロなグラスをご紹介しました。
今回は、グラス以外の色々な食器について、あれこれとお話しててみようと思います。
まだまだ「デザート」も「グラタン」も一般的ではなかった時代。
こういった食器があったのは、やはり欧米への憧れがあったのでしょう。
エッグスタンドに至っては、使い方も分からないまま、雰囲気だけで食器棚に飾られていたのではないでしょうか。
柄のレトロさもさることながら、現行品ではあまり見かけない肉厚さも特徴。
ちなみに、上段の左側はピンクレディのマグカップです。
サイケデリックな雰囲気の品は、当時を彷彿とさせます。
洒落た雑貨屋にありそうですが、普通に、町の金物屋などで売られていたと言うのも面白いところです。
後ろにある、ノリタケ製のホーロー鍋と同じ柄になっています。
今見ても色褪せない、モダンな柄が実に魅力的ですね。
このタイプのカレー皿、今ではすっかり見掛けなくなりました。
フォルムの可愛らしさだけではなく、ご飯もルーも盛り易く、まさに「カレーの為の器」という感じです。
忘れてならないのが、お茶碗。
花柄やモダン柄と色々あります。
日本特有の食器であるお茶碗に、洋風な柄を施し、なおかつそれがしっくりきている、実に素晴らしいデザインです。
当時は、湯飲みや急須と言った和食器にも、このようなポップな花柄の描かれた物が沢山ありました。
今回ご紹介した食器の中にも、赤いポピーの柄物がいくつかありました。
理由は分かりませんが、当時、他にもポピー柄の物が色々とあったのも興味深いところです。
最後に、非常に昭和を感させる食器をご紹介します。
ご覧の通り、誰もが知る国民的某アニメのバッタ物のお茶碗。
あからさまに偽物なのですが、確信犯ながら、この陳腐で稚拙な雰囲気が何とも陽気。
良くも悪くも、今よりもずっと賑やかでごちゃごちゃしていた「昭和」という時代を感じさせてくれます。
食器を見るだけでも、昭和の様々な顔を見ることができます。
何でもありという緩さもまた、昭和の1つの側面ですね。
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