綺麗なアイシングのコツ!コルネの簡単な作り方と、固さ調節 (1/2)
こんにちは、アイシングクッキー作家の関直子です。
今回は、アイシングクッキーを楽しむ時の大きなポイントとなる「コルネ作り」と「固さ調節」についてお伝えしたいと思います。
これまでお伝えした準備段階の中でも、先ず最初のハードルになることの多い、コルネ作りについて詳しく解説していきましょう。
コルネは、OPPシートやオーブンシートを使って作りますが、四角形のそれらを斜め半分の三角にして作ります。
三角の一番長い辺の対角から、長い辺に向かって垂直に引いた線と辺がぶつかる点が、絞り口になります。
- 絞り口を中心に右側を巻く。
- 左側も巻き、シートをすり合わせて絞り口をぴったり閉じる。
- 絞り口が閉じたら、外側をテープで留める。
絞り口は、後ではさみで切って調節するので閉じてしまって大丈夫。
この時、絞り口が開いているとアイシングを詰める時に漏れ出たり、空気に触れたアイシングが乾燥して固まり、目詰まりの原因となります。
OPPシートが身近で手に入りにくい場合は、クリア袋でも代用できます。
代用する場合は、A5サイズくらいが適当でしょう。
- クリア袋の横1辺と底をカッターなどで切り開きます。
- 中心をカットして、四角を2枚作ります。長方形でも問題ありません。
- できた四角を、さらに斜め半分にカットして三角形を作り、先述の要領でコルネを作ります。
前回ご紹介したアイシングの固さは3種類でした。
アイシングは、固さ調節がとても重要なポイントになりますので、より詳しく解説していきたいと思います。
スプーンやパレットナイフですくうと、くっついて垂れず、すくった跡にピンとしっかり角が立つ固さ。
口金を使ってお花絞りなどをする時に使います。
この時、固過ぎると、口金の端の方から絞り出るアイシングがボソボソと凹凸がついてしまい、なめらかな花びらやリーフに仕上がりません。
また、中間に近い固さだと、絞り出した跡がにじんで口金の模様がくっきり付かなくなります。
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オリジナルのアイシングクッキーYuratolink主宰。
客室乗務員としての接客業を経験後、転職して営業職や事務職などを経て結婚。現在二児の母。
家族のペースを中心とした働き方を模索する中、子供と一緒に作ったキャラクタークッキーをきっかけにアイシングクッキーの世界に魅了される。
ほぼ独学でアイシングクッキーの技術を学び、友人に教えていたのが発展。
現在、おもに兵庫県の三田市にて体験workshopを中心に活動中。
ブログ: http://yuratolink.blogspot.jp/
facebook: https://www.facebook.com/yuratolink
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