あなたの旦那様は大丈夫?妻を苦しめる「毒夫(モラハラ夫)」の特徴と対策法

執筆者: 高草木 陽光 職業:夫婦問題カウンセラー
はじめに

 

こんにちは、夫婦問題カウンセラーの高草木陽光(たかくさぎ はるみ)です。

 

「毒夫」とは、妻への嫌がらせや、暴言を吐くなど精神的に蝕み、苦しめる夫のことです。

 


まさに、毎日「毒」を飲まされているかのように、妻の精神状態は不安定になり、やがて体調までも悪くなってしまう人もいます。

こんな夫は毒夫です
  • 妻が“過去”に言ったことや、やったことに対してネチネチ言い続けて責めてくる。
  • 生活費の使い方に細かく口出しし、何に使ったかを説明できないと罵倒する。
  • 自分は、ギャンブル、浮気、飲み代、ゴルフ代など自由にお金を使う。
  • 嫉妬深く、友達と夜に外出するだけで浮気の疑いをかけられる。
  • 気に入らない事があると、妻の両親に告げ口する。
  • 支配欲が強く、妻が自分の思い通りにならないと機嫌が悪くなる。
  • セックスを強要する。
  • “家事、育児は妻の仕事”という考え方で何も手伝おうとしない。

 

毒夫から身を守るためには
2人だけの話し合いは避ける

 「毒夫」に、自分の言動を改めて欲しいと伝えても、まず聞く耳を持たないでしょうし、言うことも聞いてくれないでしょう。

 

話し合いをするのであれば、「毒夫」の頭が上がらない親族や、肩書きのある人など、第三者を交えて行うのが効果的です。

 

自分の考え方を変える

しかし、“相手を変える”ということは至難の技だということはご存知でしょうか。

相手を変えることにエネルギーを注ぐのであれば、“自分を変えてみる”という方法もあります。

“数年計画で離婚をする方向で、毎日計画的に過ごす”という考え方もありますし、離婚をしたいけれど現実的に難しい場合は、「毒夫」の言動をスルーできる“精神的強さを身に付ける”必要があります。


どのようなことをすれば現実の辛さから抜け出せるのかは、人それぞれだと思います。

 

物理的距離を作る

「毒夫」と一緒にいても決して幸せにはなれません。

出来れば自分のためにも、子供のためにも別居するか離婚計画を立てた方が、人生の後悔をしなくて済むのかも知れません。

物理的に“夫と離れてみる”ということも、視野に入れてみてください。

それでも、「離婚や別居は考えていない」という人は、夫を“お金を運んでくる同居人”と考えて割り切るか。
夫に対する“捉え方”や“考え方”を変えてみるしかありません。
自分自身の交流関係を増やすことによって、今よりも充実した毎日に変化させることも可能です。

 

おわりに

「毒夫」は年齢に関係なく存在し、とても厄介な生き物です。
自分や子供が“毒”に犯される前に、早目に対処をする必要があります。

 
 コラムニスト情報
高草木 陽光
性別:女性  |   職業:夫婦問題カウンセラー

「HaRuカウンセリングオフィス」代表
NPO法人 日本家族問題相談連盟認定カウンセラー
現在までのカウンセリング・相談数は、累計6000件以上。

美容、毛髪カウンセラーとして10年以上「髪の悩み」を持つ人達の相談を受けてきた。
相談を受けているうちに「髪の悩み=心の悩み」であることに気付き、その中でも、夫婦や家族の問題・男女関係・人間関係のストレスが大きな要因となっていることを知る。
また、銀座のクラブでのホステス経験があり、「究極の接客業」を学ぶと同時に、男女の様々な人間模様を目の当たりにしてきたことも現在の仕事に役立っている。

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