こんにちは、夫婦問題カウンセラーの高草木陽光（たかくさぎ　はるみ）です。
正真正銘の「重度のマザコン男」と結婚したら、きっと貴女は苦しい結婚生活を送ることになります。

しかし「マザコン」といっても、軽度の人から重度の人まで、その程度は様々です。
ほとんどの男性は、少なからず“マザコンの要素は持ち合わせている”とはよく聞く話です。

では、どの程度の「マザコン」が、貴女を苦しめてしまう程のマザコンなのか？
また、どの程度であればそれほど心配することはないのか？
それらをまとめてみました。

1つ言えることは、“交際中の彼がマザコンかどうか？”を見極めるのは非常に難しいということです。

常に“マザコンかどうか？”などアンテナを張っているわけではないと思うので、つい見逃してしまう女性も多いのです。

下記の内容に当てはまるからといって、全ての人がマザコンだと限りませんが、見極めるためのポイントとして参考にしてみてください。

「重度のマザコン」と、ただ単に「母親思い」の違いは、息子の母に対する思いが『依存』なのか、そうでないかの違いによると私は思っています。

『依存』は、行為や思考のコントロール障害と言われています。
貴女の彼や夫が、愛情や援助、支持などを母親に求めているならば、それは確実に『依存』になるわけで、つまり「重度のマザコン」の傾向が強いと言えるでしょう。

これに加え、母親も息子に依存しているような『共依存』であれば最悪です。

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重度のマザコンは、夫婦の問題や家族の問題に対して、妻と一緒に解決していくことが出来ません。
その理由は、母親に相談しなければ決断出来ないからです。

決断力の無さや、妻の意見よりも母親の意見を優先する夫を見て、離婚を決意する妻も少なくありません。

“夫婦”とは何なのか？
“私は貴方の何なのか？”

そんな自問自答を繰り返し、自分は何のために結婚したのかが分からなくなり、悩み苦しんでしまうのです。

夫婦間の寝室事情も、夫の母親に筒抜けだったという話も珍しくありません。
「マザコン」を甘く見ていると、幸せな結婚とは無縁になる可能性があるのです。

交際しているうちに彼の実家に遊びに行き、お父さんとお母さんの関係が良好か、家族は円満か等を確認しておくといいでしょう。

なぜなら、健全な家庭環境で育った人は、比較的マザコンになりにくい傾向があるからです。