好きになってくれるかも?気になる男性の恋心を操る心理テクニック
恋に落ちる瞬間は人によって様々です。
一目惚れもあれば、初対面だった頃は「タイプじゃないな」と思っていたのに、次第に好きになっていたなど。
いつどんなきっかけで、人を好きになるのか分からないのが「恋愛の面白さ」です。
それでも人が恋に落ちるのには、ある法則があるって知っていましたか?
というのも、心理学から恋愛を考えてみると、人はあるパターンの状態の時に恋をしやすいことが分かっているのです。
どうして恋人とデートをするのか、考えたことはあるでしょうか。
恋人に会いたいから?少しでも楽しい時間を過ごしたいから?
いずれも間違ってはいませんが、本来デートをするのは相手のことをより知るため、という目的が根底にあるはずです。
というのも、人は同じことを共有し合うと、その相手に対して好意を持つようになるのです。
あなたも学生時代、同じクラスというだけで、相手に対して仲間意識が芽生えませんでしたか?
それは恋愛にも同じことが当てはまります。
実際、こんな実験結果があります。
高温多湿の暑い部屋で対人評価をしたところ、評価対象の人にはあまり好意を持たなかったそう。
ところが、一緒に実験に参加した人に対しては、好意を持ったという結果です。
これを心理学では「親和欲求の心理」と呼んでいます。
哀れむ気持ちや一体感を得たことで、相手に対して好意を抱くようになるのです。
好きな人と距離を縮めたい時は、相手との思い出をたくさん作ってみて。
特にアウトドアや外で運動するスポーツはトラブルが起きやすいので、相手に自分の印象が植え付けられやすく、結果的にふたりの関係も深まりやすいはずです。
「好きです」と告白されて、それまでまったく気になっていなかった相手のことが好きになったことがありませんか?
この関係を心理学では「好意の互恵性」と呼んでいます。
「そんな上手い話があるわけがない」と思ってしまいますが、ストレートな告白ではなく、「◯◯くんカワイイよね」「◯◯さん、僕のタイプだな」と言われると、なんとなくその気になってしまうことってありますよね。
思っているだけでは相手に気持ちは伝わりません。
いま気になっている人がいるなら、せめて好意があることを相手に伝える努力をしましょう。
相手に脈アリであることを伝えることで、相手もあなたのことを意識するはず。
その恋が実るかはさておき、こうしたやり取りを自主的に行うことで、恋人ができる確率はグッと高まっていきます。
好きな人ができると、好きな人と一緒にいたいと思いますよね。
でも、それが叶わないから心苦しいと悩む人は多いもの。
ただ、心理学では「不協和の解消」という言葉があります。
本来、人間は好きな人と一緒にいたい、好きではない人とは一緒にいたくないという感情と行動を持っているそう。
それが好きではない人と一緒にいると、この図式が合わず矛盾が生じるよう。
これが「不協和」です。
そして、人は時々この矛盾を解消しようと、不協和の解消という心理的メカニズムが働くようです。
具体的には、感情に行動を合わせるか、矛盾を説明する理由を明確にするか、行動に感情を合わせるのかの3パターンに分けられるのだとか。
またこの時、最後の行動に感情を合わせると「一緒にいたから好きな人だ」と、うまく感情が変化するようです。
よく「好きな人とはなるべく一緒にいること」というモテテクのアドバイスがありますが、これは人の心理による働きも少なからず関係していると言えそうですね。
人を好きになるきっかけが分かれば、好きな人を振り向かせることも難しいことではないかもしれません。
相手の気持ちを少しでも自分に近づけるために、これらの人の心理を応用してみてはいかがでしょうか。
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