アメリカン風の可愛い台所・キッチンの作り方!雑貨コーディネート実例
キッチンは、女性の城であるとよく言われます。
決して寛ぐためではなく、忙しい時には戦場ともなり得る城ですね。
そんなキッチンを、自分にとって居心地の良い場所にしたいと思い、こだわる女性が多いのも当然と言えるでしょう。
シンプル、ナチュラル、シック、モダン等々、様々なスタイルのキッチンがあります。
今回は楽しく過ごせるカラフルキッチンを作るポイントを、アメリカンビンテージの食器や雑貨と共にお伝えしたいと思います。
キッチンをカラフルにしようと思った場合、まずは気に入った色合いのカフェカーテンをつけたり、壁の色を変えたり、カラフルな家電を買ったりして、それに合わせてキッチンの小物などを揃えていくという行い方があります。
ですがこの方法は、最初から空間の全体像をイメージ出来るセンスの良さが必要です。
逆に、一つのコーナーをカラフルにして、そこから少しずつカラフルな空間を広げていくという方法もあります。
こちらの方法は、比較的修正が利きやすく、自分の好みに合う色の組み合わせに気付けるため、最終的には、自分に合ったカラフルなキッチンが作りやすいように思います。
まずは、自分の好きな色を一つだけ集めてみます。
例えば黄色で集めると、このような感じになります。
このときに注意したいのが、同じ色の中でも、色のトーン(明るさ)の違うものは、合わせるのが難しいということです。
暗めの赤であるワインレッドのワンピースに、明るめの赤である朱色の上着を合わせると違和感があるのと同じで、一つの色の中でも、自分の好きなトーンを意識することが大切です。
次に、自分の好きな色に合いそうな色を2色選びます。
同系色を選べば落ち着いた感じに、離れた色合いを選べばポップな感じになります。
例えば、黄色に赤と青の離れた色合いの2色を足すとこのようになります。
3色で揃えると言うのは、とてもまとまりが良く、見た目もすっきりしやすいように思います。
そして、さらに1色足してみます。
3色と出来るだけ被らない色、今回はライトグリーンを使っています。
赤・青・黄のときに比べて、少しまとまりがなくなったように感じられるかもしれませんが、その分無造作で肩の力が抜けた雰囲気が出てきます。
また、色が多くなってきた場合は、黒い色があると(上の写真の場合はマグに入ったMOMの文字)全体の印象を引き締めてくれます。
『明るめのパステルカラーで揃えるのであれば、パールイエローやベビーピンクなど』、『渋めのダークカラーで揃えるのであれば、オリーブ色やダークオレンジなど』、このように色を足していくときにも、トーンを出来るだけ揃えると、カラフルでも統一感が出ます。
1か所がカラフルになったら、カラフルなコーナーを次の場所へ広げていきましょう。
最低2色を同じ色にすれば、他の色との組み合わせを楽しんでも、前のコーナーとの統一感は保たれます。
カラフルキッチンを目指す場合、ファッション雑誌を見ると、色の組み合わせ方などの参考になります。
また、何色を合わせようかと考えるときにも、キッチンをイメージするのではなく、自分が好きな色のワンピースを着ていたとして、そこに何色のバッグや靴、アクセサリーを合わせたら可愛いだろうと考えると、色の組み合わせ方を思いつきやすいかもしれません。
そして、実際に洋服では挑戦出来ないような、思い切った組み合わせを楽しめるのも、カラフルキッチンの醍醐味と言えると思います。
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