メイソンジャーだけじゃない!ジャーサラダで人気のグラスびん特集 (1/2)
最近、ジャーサラダのブームにより日本でも知名度が上がり、人気が出てきたメイソンジャー。
アメリカでは、近所のスーパーに売られている身近なものです。
食べ物に使うだけでなく、工作やガーデニングの道具として、またはランプや花瓶などとしても使われています。
このメイソンジャーは、レトロな雰囲気が人気の理由の一つですが、実際に1858年に John Landis Mason氏 が特許を得た、とても古い歴史のあるものです。
今回は、このメイソンジャーを含むビンテージのグラスジャーをご紹介したいと思います。
現在、メイソンジャーで一番名前が知られているのが、「Ball」です。
スーパーなどで売られているものも、ほぼBallのものと言って良いと思います。
このBallのロゴは、年代によって違いがあるため、ロゴを見るだけで大体いつ頃のものか分かるようになっています。
下の左二つは、メイソンジャーではなくBallのワイヤージャーのビンテージになります。
右端の現行品のメイソンジャーと比較し、ロゴがこのように違います。
(左)1923-1933年のもの、(真ん中)1933-1960年のもの、(右)現行品
このワイヤージャーは、蓋と本体の間にシールと呼ばれるゴム製の輪を挟み込むことで、密封度を上げるようになっています。
ワイヤーとグラスだけと言うシンプルな形が美しく、インテリアにも向いています。
残念ながら現在では、このワイヤージャーは作られていません。
また、古いグラスジャーには色付きのものもあります。
復刻版としてBallのブルーのメイソンジャーが2003年に、グリーンのメイソンジャーが2004年に発売されています。
メイソンジャーで「Ball」と並んで有名なのが、この「Kerr(カー)」です。
昔は、それぞれ Ball社 と Kerr社 から販売されていましたが、現在では Jarden Home Brands という会社が両方のグラスジャーを販売しています。
Kerrでは、どのロゴがどの年代のものかは分かっていないものの、やはり年代によって違いがあります。
こちらは本体も蓋もヴィンテージですが、このようにロゴに違いがあります。
ミルクガラスで有名な「Hazel Atlas」社ですが、グラスジャーも出していました。
「Atlasジャー」と呼ばれるこちらも、様々なタイプの刻印があり、コレクターが多くいます。
Fire Kingを出していた、Anchor Hocking社から独立した Anchor Glass Container社 からも、グラスジャーは出ていました。
これは、Anchor Glass Container社の、ジェリージャーになります。
本体は小さいですが、口の大きさはBallメイソンジャーなどのレギュラーマウスと同じです。
このgolden harvestシリーズも、現在ではBallとKerrと同じ会社から販売されています。
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