日本の市場といえば、大きなエプロンに白や黒の長靴、というイメージを持つ方も多いと思います。

しかし、ドイツの市場は少し様子が異なります。

 

マーケットの看板

 

ヨーロッパは、街にも家にも花が溢れています。　

寒い時期が長いので、花も比較的長持ちするためかもしれません。

 

市場に入ると、大きなお店に、花の種や球根が所狭しと並んでいます。

 

ガーデニングをしている家が多いので、こういったお店が人気のようです。

 

 

もちろん、花屋もあります。
こちらもとても人気で、いつもお客さんで一杯です。

売られている食材を見てみましょう。

 

 

パスタがずらりと並んでいます。

色も形も様々な種類があり、量り売りしてくれるので便利ですね。

見た目もとても可愛いですよ。

 

 

サラミやチーズも種類が豊富。

 

もちろん試食できますが、お店によっては試食に合わせたパンまで置いてあります。

パンと一緒に味見ができるのが嬉しいですね。

チーズは見た目が同じでも味は全く違うので、色々試食して買います。
豚足まであったりと、本格的なお店です。

 

肉屋さんも色々とあり、ラム肉なども豊富です。

ここでの嬉しい特徴は、お肉を好みの大きさにカットしてくれること。

 

 

こちらのお店には、日本語表記まであります。

普通のスーパーでは骨なしチキンや薄切り肉はなかなか手に入りませんから、貴重なお店です。

薄切り肉を買い求める日本人のお客さんも多いようです。

 

他にも、お惣菜やオリーブ、ディップなども様々な種類があります。
ナッツ、ドライフルーツ、パンなど、ヨーロッパらしいお店も多く、地下では新鮮な魚も売られています。

とにかく、どのお店もカラフル。

そこに居るだけで、華やいだ気持ちになって嬉しくなります。

ここの市場には、小さなレストランまで入っています。

 

こちらはイタリアンのお店。
座席数は少ないのですが、週末はいつも賑わっています。

席が空くのを待つ人がいる程です。

 

 

市場の中だけあって、そんなに高くないのも嬉しいところ。
そして、お料理はどれも大き目サイズなのです。

 

 

前菜の盛り合わせもなかなか豪華です。

 

 

ランチですが、前菜に合わせてワインを頂きます。

市場で、ワインを飲みながら生ハムやチーズを食べる光景は、日本では見かけないですね。
店内では、ワインやオリーブオイルなどを買うことも出来ます。

 

 

パスタも絶品。
親は前菜とワイン、子供はパスタと家族で楽しめるランチとなりました。