麺類で一番低カロリーなのは?健康美容に気をつけたい自炊派への豆知識
一人暮らしをすると、料理をする機会が増えますよね。
でも、普段料理をしていない人が、いきなり料理をするのは少し大変です。
相手がいれば腕によりをかけて作る料理も、一人では適当になってしまう人も多いのでは。
三度三度栄養のことを考えて作るとなると、それなりに原材料のことを知っておいた方が、良い料理も作れそうです。
今回はそんな料理上手になりたい男女が、チェックしておきたい食べ物にまつわる雑学を3つほどご紹介します。
「野菜は調理をすると栄養が壊れる」という噂を耳にしたことはありませんか?
実際、ほうれん草は3分茹でると、48%ものビタミンCを失ってしまうのだそうです。
これはビタミンCが水溶性で、熱に弱いからです。
ほうれん草の場合、1分茹でただけでも残存率は74%。
5分茹でると40%しか残らないそうです。
ビタミンC以外でも、ほうれん草を3分茹でるとカロチン(ビタミンAのもと)は90%、ビタミンB1は70%、ビタミンB2は80%までに残存率が減ってしまいます。
他にも、水にさらしただけでビタミンCが失われてしまう野菜があります。
白菜1枚を5分水にさらすと20%、千切りにんじんは30%もビタミンが減ってしまうのです。
したがって料理をするときは、素早く調理をし、出来た物は暖かいうちに食べた方が、栄養にとっても、美味しさにとっても良いということですね。
調味料の中でも使う頻度の多い醤油。
色々な種類の醤油がスーパーでも売られていますよね。
でも、どれを使ったら良いのか迷ってしまう人はいませんか?
例えば薄口醤油と聞かれて、文字通り色が薄い醤油とイメージする人は多いはずです。
でも、その塩分は一般の物より多めということを知っていましたか?
一般の醤油(濃口醤油)の色と塩分を100とすると、薄口醤油は色22、塩分111。
薄塩醤油は色100、塩分75。
減塩醤油は色100、塩分は50以下なのだそうです。
中でも減塩醤油は、腎臓疾患、妊娠でむくみがあるなど、特に塩分を控えなくてはいけない人に向けたものです。
何気なく使ってしまいがちな醤油ですが、各種類を正しく理解して、自分の料理に一番合った物を使いたいですね。
麺好きな日本人。
あなたも週に何回と、麺を食べる機会が多いのではないでしょうか。
ですが、それぞれの麺のカロリーを気にしたことのある人は、少ないと思います。
原材料が、蕎麦は蕎麦粉、うどんは小麦粉の中力粉、ラーメンは準強力粉、強力粉が使われているとして、これらの粉から作られた生麺を茹でたとします。
すると、これらのうちカロリーが最も低いのは、意外にもうどんなのです。
それぞれのカロリーを見てみると、中華麺100gで150kcal、蕎麦が132kacl、うどんは101kaclとのこと。
これに具や汁が入ると、ざる蕎麦は234kcal、月見うどんは360kcal、天ぷら蕎麦は380kcal、一般的なラーメンは400kcalです。
ダイエットをしたい人は、上手く材料を調節して、なるべくカロリーの低い物を食べて、減量を図ってみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか。
普段料理をしている人でも、知らない発見がたくさんあったのではないでしょうか。
食の意識を高めることで、料理に対する意識もグッと高まるはずです。
毎日口に入れる物だからこそ、正しい知識を取り入れて、楽しく食事をしたいですね。
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