主治医以外の意見も聞いてみよう!「セカンドオピニオン」の手順方法・費用など (1/2)
セカンドオピニオンという言葉自体は、数年前から頻繁に耳にするようになったと記憶しています。
それまでは、持病に対して、主治医が存在して「全てを任せる」というのが従来の関係でした。
「セカンドオピニオン」とは、直訳すれば「第二の意見、見解」という意味を持ちます。
これまで主治医に全てを任せていた関係から、より専門性の高い医師に意見を伺い、説明を受けるというものです。
基本的には主治医との関係は良好のままに、選択出来る治療方針を得ていく、相談していくことが目的になります。
主治医に伝え辛い場合もあると思います。
しかし、次へ繋げていくために、まずは伝えるようにしましょう。
同じ検査をセカンドオピニオン先で再度行なうことは、時間と費用が非常に掛かります。
血液検査・レントゲン写真・CT・細胞診・超音波検査など、可能な範囲での結果をセカンドオピニオン先に提出出来るようにお願いしましょう。
これに関しては、主治医元で意見を貰える場合も稀にあると思います。
しかし、基本的には自分で情報を取り、考えて行くことが原則です。
現在では様々な本も出版されており、より専門性が高い病院も探しやすいでしょう。
また、この制度が定着しつつあるために、インターネット等でも数多くの案内を目にします。
流れとしては①からの流れが原則ですが、セカンドオピニオンに関しての窓口がある場合には、そこにまず連絡をしてから流れを確認し、主治医と相談しても良いと思います。
大学病院や大きな規模の病院では、病院の総合受付付近にセカンドオピニオン専門の窓口を置いている場合が多いです。
専用の申込書等もあることが主流なので、出向ける場合には注意点や必要な検査結果、費用のことに関しても相談することをお勧めします。
普通の診察時のように、行ったその日に診察は受けられません。
また、専門の窓口がない場合には、受付付近の案内の方や医療相談室、総合受付で声を掛けて、相談に乗ってもらうことも可能であると思います。
基本的には主治医から預かった検査結果を基に、専門性高い治療方針を相談していくことになります。
セカンドオピニオンからの話と合わせて治療方針を相談していきます。
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