食費は毎月いくらかかっていますか？

答えられない人は大変です。

支出を把握することは、節約の基本中の基本。
出ていくお金の管理が出来ないと、将来的にも貯金的にも非常にネックとなってきます。

今すぐ家計簿をつける習慣を身につけましょう。

家計簿と言っても、一円単位で細かく記録する必要はありません。
「大体」で良いのです。
私は月に大体○○円使っているということを知るために、家計簿をつけてみましょう。

3ヶ月家計簿を続けると、ブレなどはあれど大体の家計が把握出来ます。

とりあえず3ヶ月だけでも続けてみよう。
早速、次の給料日からスタートしてみませんか？

家計簿は何だか面倒と思っている方でも大丈夫です。
とても簡単なつけ方があります。
買った物のレシートを貰う「だけ」です。

財布にレシートを貯めておくと風水的に良くないので、別に袋か封筒を用意してカバンに入れておきましょう。

友達との食事でレシートを貰えなかった時は、携帯や他のレシートにメモしておきましょう。
500円以下なら無視しても良いでしょう。
大切なのは「大体」のお金の流れを掴むことです。

神経質になり過ぎて長続きしないことは良くありません。

1ヶ月分のレシートが貯まったら、食費、外食、被服などざっくりと同じ項目のレシートを集めて、各項目の合計を出してメモします。

専用の家計簿は必要ありません。
使っていないノートやスマホのメモ機能で充分です。

特に慣れていない人は、いつも手に持っているスマホを利用してみましょう。

今は使いやすい家計簿アプリがありますので、金額を記入するだけでどのジャンルに一番お金を使っているのか、グラフなどで一目で分かるようになっています。
記録が出来たら、レシートはもう捨ててOKです。

これを3ヶ月続けてみて、集計した支出は給料の範囲内に収まっていますか？
給料の範囲内ならひとまず安心。
赤字なら今すぐ節約を始めましょう。

貯金を切り崩したり、借りたりするのはもう終わり。
支出を把握出来たので、自分がどんな項目から節約しないといけないかすぐ分かるはずです。
化粧品代を掛け過ぎているとか、外食し過ぎているとか、色々なことが家計簿を通して明らかになってきます。

そう、今までは「食費」が一番お金が掛かっていると思い込んでいたけれど、実は「交際費」だった、などという事実も明らかになります。

原因が分かったところで、来月から交際費を節約する方法を考えよう…というサイクルになるのです。

今も大切ですが、未来のために貯金することも同じように大切です。
旅行や車、家はたくさんの貯金がないと大変です。
今使うお金と、将来使うための貯金をバランス良く管理していくために、家計の支出把握は必須です。

節約初心者さんは現金で支払いましょう。
今、クレジットカードや電子マネーで簡単に物が買えますが、請求が忘れた頃にくるため管理しにくいのです。

リボ払いにしている人はもっと危険です。

リボは借金と同じです。
手数料や利息ほど勿体無いお金の使い方はありません。

現金で支払うようにすると残高が把握しやすいので、初心者さんにお勧めです。

色々な節約方法を試してみる前に、家計簿をつけてみて「大体」のお金の流れを把握してみましょう。
家計簿には節約のヒントがいっぱいです。

まずは3ヶ月家計簿。
お金で困ったり、悩んだら3ヶ月家計簿。
ストレスを溜めない程度に、家計簿と上手に付き合って下さいね。