自転車のパンクの直し方!100円ショップの道具を使い、自分で修理をする方法

執筆者: colonna
はじめに

自転車を長年使っている方は、パンクさせてしまった経験があるのではないでしょうか。

 

皆さんは、パンクした時どうしていますか?

自転車屋さんに修理を頼む方が多いと思います。

しかし安いところで500円、高いところだと1000円ぐらいは取られるのではないでしょうか。

突然のパンク修理にこの金額を出すのは、もったいないといえばもったいないですね。

 

 

パンク修理用のキットを購入

実は、パンクは自分で直すことができるんです。

そのための専用キットが100円ショップで売られています。

たいていの100円ショップに予備ロック、荷台用ベルトなどの自転車用品コーナーがあるので、そこを探せばOKです。店員さんに聞いてもすぐ答えて貰えます。

 

購入したら、キットを開けてみましょう。

業者によって差はあるかも知れませんが、大抵は「穴をふさぐための大小のゴムシール」「糊」などのほか「小さなパールのようなものが2本」、そして「小さなゴム管」という構成になっていると思います。このゴム管を虫ゴムといいます。

 

パンクの修理方法
空気入れ・バルブ部分の確認

まず、空気入れの部分バルブをチェックします。

ここが緩んでいれば締めてみて、空気を入れて問題なければパンクでは無かったということです。

 

次に、空気を入れた状態でバルブを水につけてみます。

ここで泡が出てくる場合は中の虫ゴムが劣化していますので、交換します。

 

タイヤの中からチューブを外す

空気入れの部分とバルブに問題が無ければ、いよいよパンクで間違いありません。

チューブを取り出して修理をします。

 

タイヤの中からチューブを外します。

パールをタイヤと金属レールの間にぐいぐいねじ込んで、引き剥がします。

1箇所を引き剥がしたら、それをワイヤーに引っ掛けておいて、もう1本を使ってすぐ近くでもう1箇所を引き剥がします。

 

2箇所剥がれると、その部分のタイヤはベロンとはみ出します。

これを数回繰りかえすと、タイヤ全体が外にはみ出てきますので、中のチューブを取り出すことができます。

バルブの部分を起点にすると作業しやすいでしょう。

万が一、ワイヤに引っかかってしまい全体をそっくり取り出すことができなくても、これ以降の作業は可能です。

穴の特定

穴の開いた箇所の特定をします一度チューブに空気を入れます。

そしてチューブをぐるぐる回しながら、水に漬けていき、泡が出る場所をチェックします。

二箇所穴が開いていることもありますので、必ず全体をチェックして下さい。

 

穴を塞ぐ

穴が開いている場所が分かったら、あとはシールでこれを塞ぐだけです。

水気を布などで充分にふき取って、糊をていねいに塗って塞いで下さい。

糊は周辺部を完全に塞ぐようにして下さい。

 

貼り付けたあとも1分ぐらい、シール全体を強く抑えて、しっかり定着させることをお勧めします。

ここで雑な作業をすると元も子もなくなります。

 

 

おわりに

タイヤを外すところに若干コツがいりますが、必ずしも力を入れれば良いというものではないので、非力な女性でも出来ます。

ポイントを掴むのに少し時間がかかるかも知れません。しかし慣れたら15分程度で作業ができるようになると思います。

 

出費を抑えることも出来ますし、ぜひ試してみてください。