寝台・夜行列車だけじゃない!ユニークな旅行列車の旅を楽しもう(コタツ列車、トロッコ列車、アンパンマン列車、SL)
列車といえば、普段の通勤・通学で乗っている電車をイメージしがち。「移動手段にすぎない」と思われている方も多いのではないのでしょうか?
しかし国内には「移動手段」という役割だけではなく、乗っていて楽しいユニークな列車が多く存在しています。移動の間も楽しめる列車なんて素晴らしいですね!
今回は、絶対乗りたくなるオモシロ列車をご紹介したいと思います。
冬のマストアイテム、炬燵(こたつ)。こたつに入ったら最後、そのほんわかした暖かさに魅了され、抜け出せない…そんな方も多いのではないでしょうか。こたつでぬくぬくと団らんしながら乗れる、そんな夢のような列車が「こたつ列車」なのです。
「こたつ列車」は、岩手県にある三陸鉄道の北リアス線にあります。車窓から素晴らしいリアス式海岸を眺め、こたつで温まりながら景色を楽しむことができちゃうんです。
車内ではお弁当の販売もやっており、特に人気なのは「うに丼」とのこと(要予約)。
こたつでほっこり暖まり、素敵な景色を眺めながら新鮮な海の味を堪能できるユニークな列車、ぜひ一度乗ってみたいものですね。
久慈駅―田野畑駅間
期間
平成26年3月30日の土休日まで
時刻
久慈発12:36 → 田野畑着13:25
田野畑発13:40 → 久慈着14:30
料金
一般座席車両との2両編成。こたつ車両は指定席。指定席料金は片道300円。
乗車券も必要で片道960円。
お子様に大人気のアンパンマン。その可愛いキャラクターたちが外壁に描かれた、アンパンマンファン必見の特急列車があるのです。岡山駅から四国の各地を走るアンパンマン列車は、大人も童心に返って楽しめること間違いなしです。
このアンパンマン列車、なんと列車ごとにデザインが違うそう。しかも外壁のみならず、車内のシート、天井、カーテンにもおなじみのキャラクターが描かれていますので、ファンなら全列車に乗ってみたくなりますね!
アンパンマンシートの指定席料金(特急南風の指定席料金と同じ)
区間ごとに違うので詳細はホームページをご確認ください。
(岡山駅~高知駅の指定席料金は1300円)
京都の嵯峨野トロッコ列車は、嵯峨~亀岡間の道のりを渓谷に沿って空中散歩できる、癒しの列車です。
春の山桜、夏の蝉時雨など四季折々の自然を満喫でき、利用者は年間90万人を超えております。京都でも屈指の人気観光列車といえるでしょう。
ちなみに乗車ポイントをこっそりお伝えしますと…ズバリ5両編成の5号車「ザ・リッチ号」がオススメです。窓ガラスがないオープン車両となっており、近くで自然を感じることが出来るのです。
見どころスポットでは列車が小停止してくれるため、美しい風景をたっぷり見て癒されたり、写真撮影なんかも楽しめます。
トロッコ嵯峨~トロッコ亀岡 片道約25分
料金
片道:大人600円 小人300円
期間
詳細はホームページの運行情報をご確認下さい。
汽笛にもくもくと吹き上がる煙。SL列車って生涯に一度は乗ってみたいものですよね。そんな憧れの蒸気機関車に乗るには…そう、九州です。
球磨川渓谷沿いを走る美しい風景に感動しながら、車内の展望ラウンジ、ミュージアムも一緒に楽しめる大人気の列車です。車内はとてもレトロな雰囲気で、一昔前の世界にタイムスリップしたような気分に浸れます。
心地の良い椅子や腰掛け、上質なサービスで夢のようなひとときをお楽しみください。
熊本駅~人吉駅
料金
さまざまなきっぷタイプがあるのでホームページをご確認ください。
期間
詳細はホームページ内の運行日カレンダーをご確認ください。
おわりに
どれも日常とはちょっと離れたユニークな列車ですね。最近ではクルーズトレイン「ななつ星in九州」など、ホテルと見間違えるようなサービスの高級列車も登場しています。
列車は移動手段だけではなく、小旅行そのものとして楽しむことも出来る時代なのですね。
旅行に行き尽くしてしまった方、休暇を楽しみたい方…今回ご紹介したようなオモシロ列車に乗って、個性的な旅に出てみてはいかがでしょうか。
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