タイ観光時の移動手段、おすすめは?バンコクでおすすめの乗り物5選
お国が変わると、様々な違いがあります。
今回は、その中の一つであるタイ・バンコクの乗り物を取り上げてみましょう。
タイ・バンコクでは、近年、天候や交通渋滞の影響をほとんど受けない公共交通機関として、高架鉄道のBTS(スカイトレイン)、地下鉄のMRT(メトロ)、空港線のARL(エアポート・レイル・リンク)が利用できるようになりました。
本数も多く、待ち時間が比較的少なく、安心かつ便利な移動手段です。
バンコク都内から、北はチェンマイ、南はマレー半島まで行くことの出来るタイ国有鉄道「SRT」もあります。
タイの雰囲気や風景を感じたい方には、国鉄も楽しめるでしょう。
ただ、一時間遅れで電車が来る場合も少なくなくありませんので、ご注意ください。
なお、現在、ほとんどの電車が発着しているバンコク中央駅は、数年後には移転し、博物館化される予定です。
基本的にタイ語になりますが、お得な国鉄主催のツアーもありますので、興味のある方は、国鉄のサイトやバンコク中央駅の窓口等で確認されると良いでしょう。
- タイ国有鉄道(State Railway of Thailand)のWEBサイト
http://www.railway.co.th/home/
日本に比べると安くてお得と言われる、タイのタクシー。
電車で行けない場所へ行く際、利用することになります。
メーター制と交渉制のタクシーがあり、タイ・バンコク都内ではメーター制が多く、初乗り35B~です。
雨天時等は渋滞に陥りますが、道や空気が悪く暑い季節には有難い存在です。
夜間等は、安全面を考えて、女性の場合は二人以上での乗車をお勧めします。
また、メーター料金以外にサービス利用料として別途25バーツが必要になりますが、安全性の高い「GRAB TAXI」というタクシー配車アプリを利用する人もいます。
- GRAB TAXI(グラブタクシー)
http://grabtaxi.com/bangkok-thailand/
バンコクからパタヤやホアヒン等、陸路で遠距離旅行をされる場合は、タクシー等をチャーターしていく方法もあります。
THAI CALL TAX(http://www.thaicalltaxi.com)で事前に予約すると、空港やホテル等から流しのタクシー等で向かうより、お得に移動出来るでしょう。
また、東南アジアから南アジアにかけて普及していると言われるトゥクトゥク(三輪タクシー)も見られます。
トゥクトゥクには3つのタイヤがあるため、「サムロー」とも言われています。
バンコク都内の日本人街では、アパートやホテル等で、駅までの送迎用の乗り物として利用出来る場合もあります。
送迎用以外のトゥクトゥクの料金は交渉制なので、決めてから乗りましょう。
希望金額を伝え、応じてもらった時は、乗るのがルールです。
シーローは4つのタイヤという意味です。
地域によっては、「ソンテウ」と呼ばれます。
バンコク都内では少ないですが、流しのシーローに乗る場合は、10バーツ程度必要です。
降車時は、車内に設置されているベルを押す等して、運転手に伝えます。
チャーターする場合は、近場で30バーツ程度以上、観光地では100B程度~になることが多いでしょう。
チャオプラヤー川や運河を運航している、水上移動のための乗り物です。
渋滞に巻き込まれず、サパーンタクシン駅等から寺院巡りに便利と言われます。
チャオプラヤー川も、その他の運河も、水の色は決して美しいものではありませんが、船にゆっくり揺られながら旅すると、タイらしさを感じられるでしょう。
今回は、タイの代表的な乗り物をいくつか取り上げましたが、この他にも移動手段として、路線バスや長距離バス、ミニバス(ロット・トゥー)、バイクタクシー(モーターサイ)などがあります。
基本的に、タイ語のみでの対応になりますので、不安な方は乗らないほうが良いかもしれませんね。
タイ旅行、タイ生活の思い出作りの中で、タイの乗り物も意識してみると、また新たな楽しみが増えることでしょう。
乗り物も、人それぞれ、好みがあるようですが、機会と興味があれば、いくつか挑戦し、楽しんでいただけたらと思います。
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2011年10月~、夫の転勤で、タイのバンコクで暮らしています。
「taecoのバンコク日記」http://ameblo.jp/ta-eco/や「Food Decoration/フード・デコレーション/แกะสลัก」http://fooddecoration.blog.fc2.com/ を執筆。
学生時代&社会人時代は、国際的な開発・環境問題について学び、フィールドワークを通した調査研究等していました。主に、自然環境の再生や創造、環境教育についてが専門です。美しい自然や限りある大切な資源を未来の世代にも継承していくため、今後も、何らかの形で、情報発信や活動に関わることが出来ればと思っています。
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