ヤフーオークション、利用していますか？

ヤフオクは個人が手軽に利用できる国内最大規模のなんでもオークションです。今までリサイクルショップなどでたいして値段がつかなかったものも、オークションなら高値で売れる可能性があります。少なくとも売り手と買い手が直接繋がるため、中古店で買取ってもらう値段よりも間違いなく高額です。

ヤフオクでなるべく高く、好条件でお気に入りのものを売る方法を考えていきましょう。

ネットオークションの基本は、画面上で全ての取引がおこなわれるという部分です。つまり、ネット上に掲載されている情報が全てなのです。そこでまず一番重要ともいえるのが、商品自体の姿を写した写真や画像になります。

ヤフオクで通常、掲載できる写真は3枚ですが、この1枚めの写真が特に大きな意味をもちます。その写真がそのまま出品リスト一覧にサムネイル画像として表示されるのです。1枚めの写真はなるべくサムネイルのような小さな画像でもモノがわかりやすいように画面いっぱいに撮るのがポイントです。決して律儀に全体を写す必要はなく、その商品の一番美味しい部分がしっかりと写っていれば、それだけで一覧表示をされた時に目を引くことができます。

出品写真を写す時の工夫箇所としては、あえて光の反射を写し込ませるという方法があります。たとえば家電製品などを出品する際に、経年のキズや色あせがあったとしても、光沢を写し込ませることで、綺麗に見せる事ができます。

続いて、重要なポイントとして、その商品を説明する紹介文があります。顔の見えない取引ですから、落札者はなるべく文章で出品者の信頼性を計ろうとします。それだけに、文章も工夫していくとより高額な落札に結びつける事ができます。

一番やってはいけないのは、商品を高く売りたいが為にごり押ししたり、いい点をアピールしすぎることです。そんなに良いモノなら「じゃあ何で売るの？」という矛盾が生じてしまいます。文章には誠意を出しつつ、今まで自分がどのような使いかたをしてきたか、使いかたができたかなどを記述すると、長所を押し付ける事なく、アピールできます。

オークションには要領の良さや駆け引きもある程度重要になってくるという事を考えていきましょう。

いくら誠意のある文章でも、出品した商品の欠点や悪い部分を全て赤裸々に記述するのは良くありません。自分から「買わないで」と言っているようなものです。たしかにその方がトラブルは少ないでしょうが、オークションの性質上、最終的に買うか買わないかを判断するのは落札者です。

重大な欠陥があるのに記述しないで売りつけるのは大問題ですが、駆け引きの都合上、多少の都合の悪い部分は、必要最低限の事項以外、記述しないというのも一つの戦略になります。

出品者にとっても落札者にとっても魅力的な個人売買の場であるオークションですが、ちょっとの工夫次第で自分の大切にしてきた物がより高く落札されるかもしれません。是非とも出品の際はこれらの事を意識してみてはいかがでしょうか？