サボり癖の原因と改善方法とは|サボり癖は直せるんです

「サボる」経験は、誰もがあるはずですが、サボりすぎると「サボり癖」がつくことがあります。本記事では、サボり癖がつく原因とその改善方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね

執筆者: Latte

 

「サボりたい」と思って、本当にサボってしまったという経験は、誰もがあるはずです。

サボったことを後悔して、そのあとサボらなければ、問題はありませんが、1回サボったことがきっかけで、何度も繰り返しサボってしまう「サボり癖」がついてしまうと、仕事などに影響が出てしまうことがあります。

本記事では、「サボり癖がついてしまう原因」と、「サボり癖の改善方法」をご紹介していきます。

「サボり癖」を克服するのは、決して簡単ではありませんが、治すことは可能です。

本記事を参考にしていただき、サボり癖の原因や改善方法を知って、サボり癖をなくしてきましょう!

サボり癖がつく原因


「サボり癖」とは、サボることが癖になっている状態のことで、やらなければならないことをやらずに、逃げてしまうことです。

誰もが、サボってしまった経験はあると思いますが、それが何回も続くようであれば、「サボり癖」がついていると言えます。

一度サボり癖がついてしまうと、いざ頑張らなければならないときにも、頑張れなくなってしまいます。

サボり癖は、そのままにしておくと、日常にも影響が出てしまうことがあるでしょう。

では、一体なぜサボり癖がついてしまうのでしょうか。

ここからは、サボり癖がついてしまう原因を探っていきます。

当てはまるものがあるかどうか、ぜひ確認してみてくださいね。

サボり癖の7つの原因
  1. 他人から嫌われたくない
  2. 損得勘定で物事を捉える
  3. 飽きる
  4. 目標が高すぎる
  5. 目標が低すぎる
  6. 切迫感がない
  7. 疲れている

 

サボり癖の原因①:他人から嫌われたくない

「他人から嫌われたくない」という思いが強い人は、サボり癖がつきやすいと言われています。

嫌われたくないがために、何を頼まれても断れない、理不尽なことを言われても受け止める、誘われても断れないという人は、いつも気が休まらず、疲れてしまいます。

そして、限界に達したとき、すべてがどうでもよくなって、全てを放棄、そしてサボり癖へと繋がってしまうのです。

サボり癖の原因②:損得勘定で物事を捉える

損得勘定で物事を捉えてしまう人は、サボり癖がつきやすいでしょう。

損得勘定で考えてしまうと、これ以上やっても得がないと思った瞬間、「やらなくていいや」となって、サボろうという気持ちになってしまいます。

ある程度やって、現状維持できればいいと考えてしまうためです。

そのため、人に文句を言われない程度にやって、あとは上手くサボろうと手を抜き始め、それが積み重なることで、サボり癖がついてしまいます。

サボり癖の原因③:飽きる

「よし!新しいことを頑張るぞ!」と熱い気持ちで始めたものの、すぐにサボり始め、3日坊主で終わってしまった、そんな経験はないでしょうか。

このように、サボってしまう原因は、飽きてしまうからです。

最初は、新しいことにわくわくして、全てが新鮮なため、夢中になれますが、慣れてくるとマンネリ化してしまい、新しい刺激がなくなってしまいます。

そして、つまらなくなってしまうため、サボろうとなってしまうのです。

サボり癖の原因④:目標が高すぎる

目標設定するとき、あまりに現実離れした、大きな目標を立てていないでしょうか。

目標が高すぎることも、「サボり癖」へと繋がってしまう原因の一つとなります。

また、仕事などで、持っているスキル以上のことを求められている場合も同様です。

目標が高すぎると、初めは頑張れたとしても、次第に目標達成までの遠さに、絶望してしまい、心が折れてしまいます。

大きい目標を持つのは、いいことですが、本当に達成したいのであれば、大きな目標を達成するための、小さな目標も立てるようにしましょう。

小さな目標をこつこつと積み重ねていけば、いずれ大きな目標も達成できるはずです。

サボり癖の原因⑤:目標が低すぎる

目標が低すぎる場合も、サボり癖がついてしまう原因となってしまいます。

高いスキルがあるのに、目標の難易度が低い、やっている仕事が簡単すぎるなどの状態は、エネルギーが余ってしまい、退屈になって飽きてしまいます。

また、自分の成長を感じられないため、やっていることに意味を見いだせなくなってしまうこともあるのです。

そして、サボろうとなってしまいます。

目標は高すぎても低すぎても、サボり癖がついてしまうので、自分にあった適切な目標設定が重要です。

サボり癖の原因⑥:切迫感がない

「いつまでに達成しなければならない」という切迫感がなければ、サボり癖がついてしまうことがあります。

特に、夏休みの宿題は、最終日に全て終わらるタイプの人が当てはまります。

締め切り直前になると、切迫感が出て、ものすごい速さで進めますが、それ以外は全く手を付けないで、サボってしまうのがこのタイプ。

具体的にスケジュールを立てないため、起こってしまうことが多いようです。

サボり癖の原因⑦:疲れている

やることがいっぱいありすぎて、疲れ切っていないでしょうか。

頑張りすぎて、限界に達してしまうことも、サボり癖へとつながってしまいます。

疲れすぎてしまい、何事にもやる気が起きなくなってしまうことがありますので、疲れを感じたら、無理をせずに休むことも、大切です。

サボり癖を治す方法


サボり癖の原因について解説しました。

もし、サボり癖がついてしまった場合は、どうすればいいのでしょうか。

ここからは、サボり癖を直す方法をご紹介します。

サボり癖がついてしまって、改善したいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

サボり癖を直す7つの方法
  1. いい人をやめる
  2. 生活習慣を整える
  3. 目標を宣言する
  4. スケジュールを決める
  5. 飽きるまでサボる
  6. ご褒美を用意する
  7. サボる時間を確保するために頑張る

 

サボり癖を直す方法①:いい人をやめる

サボり癖を治すには、いい人を辞めましょう。

先ほどもお伝えした通り、サボり癖の原因の一つに、「他人に嫌われたくない」というのがあります。


しかし、全人類に好かれるというのは、不可能です。

とても性格が良くて、誰からも愛されるような人がいても、そんな人を妬んで嫌う人もいます。

嫌われないために、一生懸命頑張るよりも、嫌われても気にしないように心がけましょう。

 

「いい人」をやめることで、頼みごとや誘いなど断ることができるようになり、疲れも減ります。


そうすることで、格段に楽に生きることができて、頑張りすぎて、サボり癖がつくということも、避けられるはずですよ。

サボり癖を直す方法②:生活習慣を整える

サボり癖を治すには、生活習慣を整えることも有効です。

生活習慣が整うと、自然と気持ちも整って、前向きになれます。

前向きになれると、仕事などにやる気が出てきて、サボりたいという気持ちを、軽減できるでしょう。

早寝早起き、栄養のある食生活、適度な運動を心がけることで、身体の健康だけでなく、心の健康も保てます。

サボり癖を直す方法③:目標を宣言する

サボり癖を治すには、適切な目標を決めて、周りの人に宣言しましょう。

心理学用語で「宣言効果」と呼ばれるものがあり、自分の目標を他人に宣言することで、目標が達成しやすくなると言われています。

達成しやすくなる理由としては、宣言することで、自分にプレッシャーをかけられることと、モチベーションアップができるということです.

宣言しておけば、辛くなって諦めそうになったとき、他人の目があるので、諦めずに済みます。

また、宣言することにより、他の人が助けてくれることもあるため、目標達成がしやすくなるのです。

プライベートで達成したい目標があるのであれば、友達に宣言する、SNSで宣言するなどもいいでしょう。

仕事で達成したい目標があるのであれば、同僚に言ってみるなどもいいはずです。

この宣言効果を上手く活用すれば、目標に向けて、サボることなく進むことができるようになりますよ。

サボり癖を直す方法④:スケジュールを決める

スケジュールをしっかりと決めることも、サボり癖を直すための方法のひとつです。

この時間に「なにをどこまで終わらるか」を明確に決めておくと、切迫感がでて、サボる余裕がなくなります。

また、一日の終わりに、スケジュールに対して、自分の行動がどうだったのかを記録することで、自然と反省点が見えてきます。

文字に起こすことで、客観的に自分の行動を見ることにもつながりますし、そこから新たな目標が生まれることもあるはずです。

スケジュール管理ができるようになれば、サボり癖も克服できるでしょう。

サボり癖を直す方法⑤:飽きるまでサボる

サボり癖を直すには、飽きるまでサボってみるのもアリです。

「サボりたい...」という気持ちになったら、全力でサボってみましょう。

しばらく何もしない生活をしていると、何もしないことに飽きてきて、何かしたくなります。

この状態になると、今までサボりたいと思っていたことも、やりたくなってきます。

急に、モチベーションがあがることもあるでしょう。

サボり癖を治したいけど、なかなか治せないという人は、サボることに飽きると、自然と改善できるかもしれません。

サボり癖を直す方法⑥:ご褒美を用意する

サボり癖を直すには、頑張った自分への「ご褒美を用意してみる」というのも、一つの方法です。

大きなことを達成する必要もありませんし、お金のかかるご褒美を用意する必要もありません。

「これを頑張ったら、美味しいものを食べよう」、「ここまで達成したら、これを買おう」など、ご褒美を用意しておくことで、モチベーションアップにもつながります。

ポイントは、必ず達成してから、ご褒美をあげること。

達成してもいないのに、ご褒美をあげていては、何の効果もありませんので、気を付けてくださいね。

サボり癖を直す方法⑦:サボる時間を確保するために頑張る

サボり癖を改善するのも大切ですが、「サボりたい」という気持ちを、上手く生かすのも、ひとつではないでしょうか。

サボるために、やらなければならないことを、早く終わらせて、余った時間を自由に使う、そうすることで、効率よくこなすことができます。

例えば、本来、2時間かかる課題を、1時間で終わらせて、残りの時間は自由に過ごす、結果が同じであれば、誰にも文句は言われません。

「サボりたい」という気持ちを使って、効率よく物事をこなすというのを、追求してみるのもいいかもしれませんね。

まとめ:サボり癖の原因と改善策

 

いかがでしたか。

サボり癖がつく原因と、サボり癖を治す方法をお伝えしました。

今回ご紹介したサボり癖を治す方法7つはこちら、

  • 他人から嫌われたくない
  • 損得勘定で物事を捉える
  • 飽きる
  • 目標が高すぎる
  • 目標が低すぎる
  • 切迫感がない
  • 疲れている


サボり癖を治す方法7つはこちらです。

  • いい人をやめる
  • 生活習慣を整える
  • 目標を宣言する
  • スケジュールを決める
  • 飽きるまでサボる
  • ご褒美を用意する
  • サボる時間を確保するために頑張る


「サボりたい」と思うのは、誰にでもあることですが、それを繰り返して、何度もサボってしまうと「サボり癖」になってしまいます。

サボり癖がつくと、日常に影響が出ることがありますので、改善することをおすすめします。

サボり癖がついてしまうのには、様々な原因がありますので、その原因を知った上で、自分にあった、サボり癖改善方法を探してみてくださいね。

本記事が、参考になれば幸いです。