
食欲を抑えられず、空腹でなくても食べてしまう「食べグセ」。食べるのをやめられないのは、自律神経や胃腸の働きが乱れているのが原因かも。「アロマヨガ」なら、ヨガとアロマの相乗効果で痩せを期待できるのはもちろん、心も体もすっきりリフレッシュできます。
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
忘年会・新年会・年末年始のお休み…飲んだり食べたりする機会が普段より多くなり、その習慣から食べグセがつきがち。
お腹が空いていなくても、つい何となくつまみ食いをするようになっていませんか?
そして、気づかないうちに背中や肩、わき腹や内ももなど「こんなところにも!?」という部分にお肉がついて、体も心も重くなってしまうことも…。
今回は、そんな重い心と体をリフレッシュし、食べグセをすっきり解消する「アロマヨガ」をご紹介します。
本来、自律神経や胃腸の働きが正常であれば、食べ過ぎることもない(=ストップがかかる)のですが、自律神経や胃腸の働きが乱れてくると、食べ過ぎを抑えることができません。
そんなときには、次のような精油を使って、自律神経・胃腸の働きを整えましょう。
●グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘系
自律神経の働きを整え、胃腸をすっきりとさせてくれます。
●レモン
柑橘系の中でも特に、デトックス効果が高いと言われています。
●ペパーミント、シナモンなどのスパイス系
胃腸の働きを整えることで有名です。
なお、「アロマオイル」として販売されている製品の中には、人工的に作り出されたものも多数含まれています。
おすすめは、「エッセンシャルオイル」と名のついた精油。
植物から抽出した天然の素材で、質の高さが保証されています。
では次に、上記の中からお気に入りのアロマを使って、ディフューズしながらヨガを行ってみましょう。
ティッシュペーパーに垂らしておくだけでもいいですし、精油がなければ、柑橘類を切って置いておくだけもOKです。
ももの前側からお腹にかけて、体の前面には『胃の経絡』が通っています。
ここが伸びるので、胃の働きが整い、心も体もすっきりとさせてくれます。
正座の姿勢から、両足のかかとをお尻の外側へ出して座り、ゆっくりと仰向けに寝ていくポーズです。
両膝の間は腰幅以内にして、膝は床につけておきましょう。
途中痛みを感じる場合は、無理は禁物。
片足を伸ばすか、両手や肘を床につけるまで体を倒して、仰向けにならないようにしてください。
また、体側を伸ばすことも、胃腸の血行を良くして働きを整えることにつながります。
背骨をしなやかにすることから、自律神経の乱れを整える効果も期待できます。
- まず座ります。(脚の形は自由。あぐらでも、片足を伸ばしても、ひし形にしてもOK)
- 右手を横の床につき、息を吸いながら左腕を上げます。
- 吐きながら右肘を緩めるようにしながら体側を伸ばし、体を右に倒していきます。
- 背骨をしならせるようにしましょう。
- 反対側も同様に行います。
さらに、背骨をねじるポーズは、自律神経の働きを調整し、胃腸のマッサージ効果があります。
- あぐらを組んで座るか、もしくは長座になります。
- その姿勢から、右膝を立てて反対脚にかけ、左手で膝を抱えながら息を吸って背骨を伸ばします。
- 息を吐きながら左へと背骨をねじり、自然に呼吸をします。
- 反対側も同様に行います。
アロマの香りで内側からすっきりリフレッシュしてヨガをすることで、普段いかに自分の身体が硬くなっていたか実感できたのではないでしょうか。
自律神経や胃腸の働きを正常に整え、食べ過ぎ防止にも一役買ってくれることでしょう。
心身ともに、さわやかな状態で過ごせますように。
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